年末年始はついつい食べ過ぎてしまうことも多いもの。そんな日の翌日、あなたはどう過ごしますか? 後悔と同時にダイエットをあきらめるか、それともリセットするのか。少しでも体脂肪を増やさないように、早めにリセットする大切さとその方法をご紹介します!
年末年始太りをリセットするダイエット
「ごちそう」では、脂肪とたんぱく質が多くなりがち。そしてスイーツや〆の麺類で、炭水化物もとってしまいがち!
楽しくてつい食べ過ぎちゃった……というのは誰にでもあること。特に日頃ダイエットで我慢を重ねていると、時にそんなこともありますよね。後悔と同時にダイエットをあきらめるか、それともリセットするのか。そこで違いが出てくるというものです。スリムキープを目指すのなら、投げ出さずにすぐリセットするのが大切! 今回はその方法をご紹介していきます。
2日以内には調整を!
専門家の意見を総合すると、食べたもののうち余分になったエネルギーは、12時間~2日間で体脂肪に変わる様子。体脂肪が合成されるまでの時間は、余分になった栄養素の種類によって違ってきます。
少し解説をすると、人が生きていくのに不可欠な三大栄養素は「炭水化物、たんぱく質、脂肪」の3つです。食事として食べたものの中から、まず脂肪は12時間以内、炭水化物とたんぱく質は早い場合で1~2日間のうちに体脂肪に変わると言われています。炭水化物や脂肪だけが太るように思えますが、たんぱく質だって摂り過ぎたら体脂肪になるので要注意。なにごとも適量が大事です!
12時間後には増えてしまうかもしれない体脂肪。食べ過ぎてしまった直後の食事から気を配ることが、太らないために重要ですね。
調整中は無理に1日3食食べない!
カラダの機能を正常に動かして生体リズムを整えることは、太りにくい体質づくりに重要。食事は3食が基本です。朝食を抜き、昼もとりあえずの食事、夕食は居酒屋で深夜まで……といった食生活が長く続けば良くないことは言うまでもありません。
でも、空腹でもないのに無理に食事をとる必要は、ありません。
前の晩に食べ過ぎてしまった、という日の翌朝は野菜ジュースなどの水分だけで過ごす、前日が脂っぽい食事であれば、昼食もシンプルなそばやうどんなど油分の少ない軽食にする、魚や肉を食べ過ぎたら、翌日の夜はおかずも控えめで野菜中心に、といった調整は太らないためにも重要。これを2日くらい続ければ、過剰なエネルギー(カロリー)がリセットされやすくなります。
ご自分の食生活にあった食事の量と回数にすることがコツですが、健康な大人がリセットのために1~2日の減食を行う程度であれば、心配しすぎることはないでしょう。
朝から体温をUP!
食物繊維を含む食事も効果アリ。お蕎麦にきのこやひじきを入れて、パスタ風にアレンジするのも良いですよ!
体温が高いと消費エネルギーを増やすことができます。目覚めたら体温を上げる工夫をしましょう。朝食はご飯やパンなどだけではなく、何かたんぱく質(乳製品、大豆製品、魚や肉など)を食べるようにすると、カラダを温める効果が高いので、体温アップに効果があります。
その他に、温かいモノを飲んだり食べたりするのも効果的。出勤時や午前中に歩くなど、運動も効果絶大です!
夜遅くに食べ過ぎない
夜間に食べたものは、昼間食べたものよりも脂肪に変わりやすくなります。それ以外にも生活習慣病などの原因になることもあり、やはり深夜の食事は体への負担が大きいもの。また、食べ過ぎると睡眠が浅くなるといった悪影響も出てきます。美容や健康のために、眠る時間の直前には大量の食事をとらないことは大切です。
夕食が遅くなりがちな人も、せめてリセット中は早めにして、少しでも脂肪が作られない工夫をしたいところですね。
この栄養素でストレス緩和
カルシウム、ビタミンC、ビタミンB群、お茶などに含まれるテアニンという物質は、どれもストレスを緩和させる成分だと言われています。ダイエットの挫折感を、更なるストレス食べにつなげないよう、乳製品、果物、野菜、豆製品、魚、などを選んで食べましょう。
このように、たとえ1日食べすぎてしまっても、投げ出さずにリセットすると、1日くらいの食べすぎであれば、取り戻せるもの。1年を通じて最も太りやすいこの時期だからこそ、上手なコントロールを心がけたいですね!
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※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。