⑥根元の部分を両サイドの毛先と一緒にゴムで結び、網目を指で引き出しニュアンスをつけて完成。
★ねじるだけハーフアップ
①耳の延長線の位置から頭頂部にかけてサイドの毛を取り、同量に上下にブロッキング。
②上下の毛をそのまま3分の2くらいまでねじる。しっかりめにねじるのがコツ。
③ねじりめの髪を指でつまんで少し引き出し、ゴムで仮止めしておく。反対側も同様にねじる。
④両方のねじりの中心をゴムで結び、毛束を二つに割り両側をグッと引っ張る。トップの髪が自然に上がります。
⑤鏡を見ながら結び目の上の部分を指でつまんで少しずつ引き出し、全体にボリュームを出して完成。
★くるりんぱ✖2のまとめ髪
①下めの位置でざっくりと一つ結びに。事前に巻いておいた髪だとより表情のある仕上がりになります。
②結んだゴムの上部分を真ん中で2つに割り、毛束を上から穴に通してくるりんぱを1回作る。
③毛束を2つに割き、ギュッと日ぱってゴム部分を締める。この時点で後頭部やトップが自然と上がる。
④毛束を再度結び目に入れ込む。入れに行くときは毛束をねじりながら。2回くるりんぱをした状態に。
⑤根元の毛を指先で少しずつつまみ出し、根元の部分をふんわりとさせてニュアンスをつけたら完成。
「全体に巻いてから下の方でひとつ結びに。それをゆるく三つ編みしつつねじって、ゆるいシニヨンのようにまとめました。華美になりすぎないようにカールはゆるめ、おくれ毛は少なめに。」
■卒園式の髪型のポイントは
・だらしなく見えないよう、後れ毛は控えめに。
・主役は子供。華やかを超えて目立ちすぎる髪型には注意。
・きつく巻いたり、ボリュームを出し過ぎるのは控えましょう。
・ヘアアクセも控えめなものを。
■まとめ
卒園式・卒業式だからといって特別に凝った髪型で盛るのではなく、あくまで上品に控えめに、普段の髪型をより丁寧にセットするくらいの気持ちが◎。ショートやミディアムなら結んだりせずにコテやスタイリング剤で動きを出すのが人気のようです。ロングヘアの場合、下ろしていて清潔感を出すには髪が綺麗であることが重要なので、そこに自信がなければ結んでしまうのが賢明です。毛先だけ巻く、外はね、センター分けなど、控えめかつ華やかに見えるポイントをおさえたら、それぞれの長さに応用できそうです。オシャレゴムやバレッタを使ったり、毛先をゴムに巻きる技や、くるりんぱの技などで結び目を上手に隠すとフォーマル感が増すでしょう。
文/井上さや
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