最近、よく聞く「繊細さん」。これは、生まれつき人より刺激に過敏である人のこと、HSPとも呼ばれます。5人に1人は繊細さんと言われ、ご自身がそうだったり、周りにいたりとこの気質について知ると納得することも多いかもしれません。かく言う筆者も繊細さんです。そして繊細さんにも刺激に弱い人だけではなく、刺激追求型など刺激に弱いのに刺激を求めてしまう気質など、その人による特性もあると言われています。今回はそんな繊細さんについてドクターのお話と共に掘り下げてみます。
繊細さんだからこそできる役割もある
繊細さんは繊細だからこそ、感性が豊かで芸術面に向いていたり、細やかなことに気づいたりと他の人にはない観点もあります。また悲しいことにも共感しますが嬉しいことには、より共感できるので幸せを感じる力も高いと田中先生は語ります。そんな素晴らしい視点や観点を活かした仕事に就くのがおすすめ。また、その感性で人が見逃しがちな幸せを多くの人に伝えられるかもしれないですよね。
他の人がさらりと流してしまうことも深く考えて整理したり、調べたりと、繊細さんだからこそ向いている職業や素晴らしい魅力があるんです。それを理解して無理せず活かしていくと職場や生活面においてさらに生きやすくなるかもしれません。
繊細さんもそうでない方も、まずは知って理解することからはじめてみてくださいね。
Information
■ベスリクリニック院長 田中 遥先生(上写真)
■HSPセルフチェックテスト
■筆者 雨宮あゆ実も自身のHSP経験をもとに繊細さん(HSP)やHSS型HSPについて下記のURLで話してます。リアルな体験談、繊細さん(HSP)あるあるなども語っているのでこちらも参考にしてみてください。
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Letizia McCall