夏が近づき、お部屋の模様替えをしたい方も多いのでは。でも、本気で模様替えしようと思ったらかなりの労力がかかるもの。そこで、数々の雑誌で活躍しているインテリアスタイリストさんによるファブリックを使って簡単にできる模様替えの実践例をご紹介します。ぜひチェックしてみてください。
ファブリックを変えるだけでお部屋の印象は変わる
これから訪れる夏にむけて、お部屋も涼しく快適なインテリアに模様替えしたいところ。でも、たくさんのアイテムを動かしたり、買い足したりする余裕はないという方が多いのではないでしょうか?そこで、今回はお部屋のファブリックを変えるだけでできる、簡単な模様替えの方法をご紹介します。ソファやベッド、ダイニングテーブルなどの大きな家具はなかなか買い替えられませんが、クッションやリネン類などのファブリックで変化をつけるだけでも印象が変わり、気軽に模様替えが楽しめますよ。
それでは、数々の雑誌で活躍されているインテリアスタイリストの長山智美さんによる、Francfrancの今年のアイテムを使ったコーディネート例と、よりお部屋がおしゃれに見えるためのファブリック選びのポイントをご紹介します。
クッションカバーとラグの色をポイントに
ヨーロピアンリゾートをテーマに、ブルー×ホワイトのカラーリングにこだわったこちらのお部屋。爽やかな青をメインとしたコーディネートが夏らしくて素敵ですね。このコーディネートは、クッションカバーの色味がポイントです。基本的に大きなソファやベッドの色調と合わせたものを選び、そこに1色くらい差し色を入れてアクセントにすると、簡単におしゃれなな雰囲気が作り出せるそう。
ソファやベッドカバーのカラーを変えて、そこに合わせてクッションカバーをそろえるだけで、お部屋の印象がガラリと変わりそうですね。
異素材のリネンを組み合わせておしゃれに
こちらはベッドまわりのコーディネート例。写真左は、インドネシアの伝統的なかすり織り「イカット」のようなベッドリネンが目を引くお部屋です。このように、白いリネンに南国を思わせるようなかすり織物を一枚追加するだけで、あっという間にリゾートスタイルが完成します。
写真右は、同じく白いリネンにベージュのラグやスローを合わせ、ヨーロッパ風のクラシックな雰囲気に。よくあるベージュカラーを使ったベッドでも、柄がポイントのクッションをいくつか置くだけで、夏も快適に過ごせるホテルの一室のような空間に早変わりしますよ。
リネンを選ぶ時のコツは、単調な印象になるのを避け、違う模様や異素材のものを組み合わせること。異なる素材同士でも、色のトーンを揃えるようにすれば違和感なく馴染むうえ、ちょっとしたアクセントになりますよ。
クッションやベッドリネンなど、ファブリックを変えるだけなら、模様替えも気軽にできそうですね。季節に合わせてお部屋のイメージを変えて、より快適な時間を過ごしてくださいね。
photo / 株式会社Francfranc
株式会社Francfranc