煮る、炒める、焼く、生で、チンして。アレンジ自在な卵はいつでも大活躍! ほろ酔い気分でもさっと作れる、お酒によく合う黄色い8品。
ホムパでも大人気! 卵はお酒好きにも優しい。
自宅に友人を招いてホームパーティを催すことが多いツレヅレハナコさん。おもてなし料理&おいしいお酒に加えて、もう一品、〆のごはんを少しだけ、というときこそ、卵料理の出番です。
「冷蔵庫には、常時、生卵、ゆで卵、煮卵がそれぞれ10個以上入っています。ホムパのときは、飲んでいるお酒やみんなのお腹のすき具合に合わせて、ささっと作れるシンプルレシピが活躍します」
おやつに、おつまみに、毎日3~4個の卵を食べているというツレヅレハナコさんの鉄板レシピには、なんと小学生の頃から作り続けているものも!
「人生で初めて作った料理が、生卵を割って溶いて電子レンジでチンした一品でした。今思えば、あれがケランチム風レンジ卵の原型に、そして卵料理好きの私の原体験になっています」
オイスター煮たまご
常備菜界のスター。煮卵はオイスターソースで味を決める。
<作り方/作りやすい量>
1. 鍋に湯を沸かし、冷蔵庫から出してすぐの卵6~8個を入れて6分半ゆでる。冷水にとり、殻をむく。
2. 鍋に酒1カップ、みりん80mlを入れて1分ほど沸かし、火を止めてしょうゆ(80ml)、オイスターソース大さじ1を加え、漬け汁を作る。
3. 保存容器にゆで卵、漬け汁を入れて3時間以上置いてからいただく。
4. 好みで香菜を添える。冷蔵庫で1週間ほど保存可。
あんかけもやしたまご炒め
トマトと卵の中華炒めをヒントに生まれた、旨味たっぷりの一皿。
<作り方/2人分>
1. フライパンにサラダ油大さじ1を入れ、煙が出るまで熱してから、卵2個を溶いて一度に入れる。
2. ゆっくり大きくかき混ぜて半熟の状態で器に取り出す。同じフライパンにもやし1/2袋(150g)を入れて水大さじ2を加え、1分ほど炒める。
3. 半熟卵を戻し入れてざっと混ぜ、皿に盛る。同じフライパンに水2/3カップ、しょうゆ大さじ1、片栗粉小さじ2、鶏がらスープの素(顆粒)小さじ1/2を入れて弱火にかけ、とろみがついたらもやし卵炒めにかける。
ケランチム風レンジたまご
フワフワ食感にメロメロ! 韓国風蒸し卵を電子レンジで。
<作り方/1人分>
1. 卵1個を溶き、にんにくのすりおろし1/4かけ分、鶏ガラスープの素(顆粒)小さじ1/4、塩ひとつまみ、ごま油少々を加えて混ぜ、ざるでこしてから耐熱容器に入れる。
2. ふんわりとラップをかけ、電子レンジで30秒ほど加熱し、周囲からスプーンでぐるりと混ぜる。
3. これを4~5回繰り返して、全体に火を通す。万能ねぎ、糸唐辛子(各適量)をのせる。
ポテトとんぺい焼き
関西でおなじみのとんぺい焼きをじゃがいも使いで軽~く仕上げる。
<作り方/2人分>
1. じゃがいも1個の皮をむいて四つ割りにし、水にさらす。
2. 耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで3~4分、竹串がすっと通るまで加熱する。
3. 熱いうちにフォークでつぶし、水大さじ2を加え混ぜる。フライパンにサラダ油小さじ1を熱し、卵1個を溶き入れて薄焼き卵を作る。
4. 薄焼き卵にじゃがいもを長方形に整えてのせ、包む。器に盛り、お好み焼きソース、マヨネーズ、紅しょうが、青のり(各適量)をかける。
きつね丼
油揚げの旨味、あなどるなかれ。定番食材で作れるミニ丼。
<作り方/2人分>
1. 油揚げ1枚は縦半分に切ってから横に1cm幅に切る。玉ねぎ1/4個(50g)は薄切りにする。
2. 鍋にめんつゆ(3倍濃縮)90ml、みりん大さじ1、水200mlを入れて沸かし、油揚げ、玉ねぎを加え、ふたをして3分ほど煮る。
3. 卵2個を溶いたものを回し入れ、ふたをして1分ほど半熟になるまで煮る。
4. 2つの器それぞれに温かいごはん、具を盛り、ちぎった焼きのり1/2枚分をのせる。