無料の会員登録をすると
お気に入りができます

長く使い続けられる♡丁寧に作られたシンプル&上質な革小物特集

ご夫婦2人で革小物を製作している「Kichijitsu(キチジツ)」。どれもデザインや質感、使いやすさにもこだわって作られており、手にするたびにうれしい気分になれ、なにげない日も吉日に変えてくれるようなアイテムです。あなたもきっと、長く使い続けたくなるお気に入りに出会えます。

ご夫婦が心を込めて作る、美しい革小物

picture

「Kichijitsu(キチジツ)」は、大阪にある小さな革工房。倉田篤志さん、あかねさんご夫婦が「手にした方の一日キチジツに変えるような、持っていてうれしくなるものを届けたい」との想いで、バッグや財布、ペンケースなどを製作しています。

picture

製作のイメージで大切にされているのは、篤志さんがレザークラフトを始めるきっかけにもなったフランス製の古いドクターズバッグです。
古道具屋さんで出会ったときにまず心惹かれたのが、長い時間の積み重ねで味わいを増した革の質感と真鍮製の金具。また、口金に取っ手も錠もついた形が美しく、口を開ければ大きく開いて中身を一望できる作りに、「開閉の機能を果たす部分がデザインと構造の要になっている」と感じたそう。

私が初めてKichijitsuのアイテムを目にしたとき、同じようにデザインや質感に惹きつけられ、丁寧に作られていることが伝わってくる凛とした雰囲気を感じました。

素材選びから加工まで、一つひとつの工程を丁寧に

picture

素材選びでは自然な風合いを重視し、動物の皮を革に変える加工で化学薬品を使わずない、植物タンニン鞣しの上質な牛革を採用しているそう。口金やギボシなどの金具には一つひとつ面取りとつや消ししをして防錆処理を施し、革の質感に合うよう整えるなど、細部までこだわって作られています。

今回ご紹介したいのは、イタリアのトスカーナ地方に伝わる伝統的な技術で作られた革「ミネルバリスシオ」を使ったアイテム。しっとりとした手触りで適度なハリがある革で、経年変化しやすく、使い込むほどに深みを増していくのも魅力です。11色もの豊富なカラーバリエーションがあるので、きっとお好きな色が見つかります。

ドクターズバッグ仕様のミニポシェット

picture

ふっくらと立体感のあるフォルムと、なめらかな革の質感が特徴のポシェット。ドクターズバッグに使われる口金がクラシカルで、その金具がアクセント。パカッと開けるそのひと手間も楽しいアイテムです。

芯材を用いずにハリと強度を出す設計で、重さは缶ビール1本分程度しかなくとても軽やか。財布やカードケース、文庫本がちょうどよく収まる大きさで、マチ付きの内ポケットにスマートフォンなどを収納可能。少しおめかししたお出かけやちょっとした散歩のシーンにも活躍します。

Paka-Pochette S
35,200円(税込)

仕立ての良さを感じるシンプルな長財布

picture

無駄な装飾がない、フラットな長財布。革が重なるところはコバ(端の部分)の厚みが均一になるよう調整したり、負荷がかかりやすいポケットやマチは糸を二重にして丈夫にしたりと細かな配慮がなされ、シンプルな中に美しさが感じられます。

外側には自然なハリのあるミネルバリスシオを使っているのに対し、内側には同じ製造元のソフトなミネルバボックスという革を使用。お札入れや小銭入れが柔らかく大きく開くので、中身が取り出しやすくなっています。お札入れの手前とフラップの裏側に計10個のカードポケットがあり、必要なものがしっかり持ち歩ける財布です。

Basic Long wallet
34,100円(税込)

デザインも使い心地もやさしい名刺入れ

picture

フラップをスリットに挟んで閉じる名刺入れは、曲線がどこかやさしげ。金具の出っ張りがないので、洋服やバッグのポケットにしまうときも引っかかりにくいというメリットもあります。

フラップを開けると、一部違うカラーの革が使われているのがさりげないポイント。計40枚が入る安心感の容量で、仕切り付きのポケットに自分の名刺と受け取った名刺を分類してしまえます。閉じた状態でも、スリットに名刺やメモを一時的に挟んでおくこともできて便利です。

名刺入れ
11,000円(税込)

オリジナルアイテムもリメイク品も、長く大切に使いたくなる

picture

Kichijitsuのアイテムは、公式サイトと「阪急うめだ本店 スーク文具店」にてご購入が可能です。
上でご紹介した以外にも、ドクターズバッグの口金を使ったペンケースや眼鏡ケースのほか、好きなカラーの革を組み合わせられるカードケースや、余った革素材を使った文庫カバーなど、さまざまな小物がありますよ。

picture

アイテムによってはサイズやベルトの長さを変えたり、取っ手やポケットなどのパーツを変えるといったオプションも。さらに、修理や手持ちの革アイテムをリメイクしてもらえるオーダーも受け付けています。
写真右は、ランドセルをペンケースとキーチェーンにリメイクした例です。糸もランドセルに使われていたものをほどいて再利用し、ランドセルのイメージを残したまま新たなアイテムに。卒業後も大切な思い出とともに使い続けられる一品となっています。愛用していたけれど使えてないという革アイテムがある方は、相談してみてはいかがでしょうか?

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ