自分の中のストレスを無視して、「まだ大丈夫!」と思い込んでいませんか? 要注意の感情を、3つご紹介します。
「まだまだ元気! これくらい大丈夫!」と思っていても、気づかないうちにじわじわとストレスに浸食されているかもしれません。ストレスに対して早めに対処することは、健康を保つためにも大切ですよ。
この感情が出たら注意して! のサインを、fumumu取材班が聞いてきました。
①他人への怒り
「他人のちょっとした言動にイライラするようになったら、そろそろ休むタイミングだと思います。いつもは気にならないことも、疲れていると目についてしまうから。
私も元気なときは、お年寄りがゆっくり前を歩いていても気にならないんですよ。でも、ストレスがたまっていると『早く歩いてよ! 通れないから!』と腹が立ってしまって…。誰かに八つ当たりして、自分がスッキリしたいんだと思います。
ストレスを放置して、身近な人とトラブルになるのも嫌ですよね。気持ちに余裕がなくなってきたら、できれば気を使う相手とは会わずに、リラックスできる時間を作るべきだと思います」(20代・女性)
②自己否定の気持ち
「ストレスがたまってくると、私はネガティブな気持ちがとまらなくなります。いつもはスルーできる嫌みに対して、『自分がダメだから言われるんだ…自業自得だ…』と落ち込んでしまったり。
余裕があるときは、同じことを言われたとしても『なんか言ってるなー! うるさいわ!』と気にせずにいられるのに。心の中のモヤモヤを解消できていないから、ちょっとしたことで負のループにハマってしまうんですよね。
たっぷり寝て、おいしいものを食べて、自分の体をしっかりケアすると、私はいつの間にか気持ちが復活しています」(20代・女性)
③やる気の低下
「いつもは楽しく感じることに夢中になれなかったり、何事にもやる気が出てこないなら、ストレスがたまっているサインだと思います。解消するべきストレスが自分の中にあるのに、さらに自分を追い込んで『さぁやろう!』とやる気を出すのは難しいから。
私も、仕事であまりにもストレスがたまっていたときは、趣味の時間すら純粋に楽しめませんでした。なにかを楽しむことも、気持ちの余裕が必要なんですよね。
ストレスをためているつもりがなくても、意欲が低下していると感じるなら、どこかで休息を取ったほうがいいんじゃないでしょうか」(20代・女性)
「気持ちの落ち込みが元に戻らない」「睡眠や食欲に影響が出ている」など、自分では対処できそうもない変化があるのなら、医療の力を借りる必要があるかもしれません。
なんとなく感じている不調を無視せずに、まずは自分の心身と向き合ってみてくださいね。