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頑張ったら、ちゃんとゆるめて… 心を安定させる日常のメリハリ術

ずっとがんばって、がんばって……なんて、そんなのムリ!

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毎日がんばって、常に集中して、努力して…。それができる人は、きっと多くはありません。疲れを感じる人間である以上、休息や気持ちのゆとりは必要ですよね。

心を安定させるための日常のメリハリ術を、fumumu取材班が聞いてきました。

①自分の自由時間

「1日の中で、少しでもいいから自分の自由時間を作るべきだと思います。やるべきことに追われているときほど、意識的に自分を休ませてあげないと。
仕事や予定に追われていると、気づいたら夕方、気づいたら夜、そういえばご飯も食べてない! とハッとしたりするじゃないですか。時間が進む速さに圧倒されて、自分をないがしろにしてしまうんですよね。
そういう日常が続くと、いつか気持ちが爆発してしまうから。お風呂の時間だけはゆっくりする! コーヒーを飲む時間だけは作る! と、短い休憩時間を作るだけでもいいんです。気持ちがゆるむ時間があるから、いざというときに『ここはがんばろう!』と思えるんじゃないでしょうか」(20代・女性)

②がんばらない日

「がんばる日があったら、同じくらいがんばらない日も必要なんじゃないでしょうか。ずっとがんばっていられる人って、なかなかいないですよね。
私は、定期的に本当になにもしない日を作っています。なにもしないっていうのは…本当になーんにも!(笑)一人暮らしなんですけど、家事はもちろんしないし、仕事も休んで、遊びにも行かず。ただ家でゴロゴロして、眠くなったら寝るんです。前日に、パッと食べられるものを買っておくと安心ですよ。
たっぷり寝て体を休めて、食べたいものだけを食べていると、だんだん『明日からはぼちぼちやるか~』と気持ちが切り替わるんですよ」(20代・女性)

③集中は短時間で

「メリハリって、集中するときは短時間でグッと集中して、気持ちをゆるめるときはゆるめる、ってことだと思うんです。たまに、常に全力疾走! って人もいますけど…。絶対にいつか息切れすると思うから、ここぞというときに集中力を発揮したほうが楽なんじゃないでしょうか。
例えば、職場の先輩は仕事を上手にサボるんですよ。適度に雑談したり、ひとりでフラッと休憩で外に出ているんですけど…。当日に終わらせないといけない作業をするときだけ、ビシッと集中するんです。近くで見ていて、メリハリ上手だな~と感心しますよ。
自分を休ませることに罪悪感を持つ人もいるけど、むしろ適度に休ませてあげるから、なにかに集中できる余力が生まれるんだと思います」(20代・女性)

がんばったら、次はゆるめる。メリハリのある生活を送ることができたら、忙しさに追われて自分自身を見失うことも、少なくなるのかもしれません。

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