ヴィンテージやアンティークの家具や小物は、単体だと素敵なのに、お部屋に置くと浮いてしまうと感じる方も多いのではないでしょうか?実はそこにDIYやハンドメイドを交えると、空間にうまく溶け込ませることができ、さらに映画のセットのような雰囲気を作り出すことができるんです。
まるで映画のセットのようなおしゃれなお部屋
こちらは、築25年のアパートに2人で暮らす方のお部屋。日当たりがよく柔らかな印象で、ヨーロッパ映画などにも出てきそうなおしゃれな雰囲気が漂います。この居心地のよい空間はどうやって作られているのか、秘密を探りました。
お部屋を占めるのは、雰囲気のよいヴィンテージ小物
お部屋を見渡すと目に入ってくるのは、棚や壁にセンスよく並んだ味のあるヴィンテージ小物の数々。どれもが蚤の市や古道具屋さんで少しずつ買い集めて来たもの。このアイテムがあるからこそ、北欧のような空気感が感じられるのですね。
ともすれば、そのまま飾るとお部屋全体の雰囲気から浮いてしまうこともあるアイテムたち。それがしっくりとなじんでいるのは、ほとんどの家具が落ち着いた茶系で揃えられているからこそ。ヴィンテージ小物を置く際は、周りの家具も落ち着いた印象のものを合わせるのがポイントです。
新しいものもDIYで雰囲気を揃えて
普段使っているカラーボックスなども少し手を加えることでトーンが揃い、ちぐはぐな印象になるのを避けることができますよ。
このお部屋のキッチンとリビングを仕切る白い棚も、一見ヴィンテージアイテムのひとつのようですが、実は普通のカラーボックス。
扉は、全て100円ショップで手に入るコルクボードとフォトフレーム、針金、取っ手を使って作っています。白さが浮き立つ側面は、やすりがけをしてムラを出すようにしています。
収納扉にもリメイクシートを貼ったり、飾り枠のような装飾をつけたりすることで、まるで外国のキッチンのよう。ほんのちょっとのDIYで、印象をガラリと変えることができるのです。
小さな照明も雰囲気作りにぴったり
こちらの小さな照明は、ホッチキスで天井から垂れ下がる糸を固定し、丸い棒を吊るして取り付けたもの。普通の照明だと味気ないけれど、ちょっと工夫をするだけであっという間にアンティーク調に。
ハンドメイドの小物でやわらかな空間に
クッションや電気ケトルの素敵なカバーは、自らかぎ針編みで作ったそう。グレー系の落ち着いた色味が、ちょうどよく空間に溶け込んでいますね。部屋に合わせるアイテムが見つからないときは、イメージに沿って手作りすれば、お部屋にぴったりのものを置くことができます。
お部屋の中で浮いてしまいがちなヴィンテージやアンティーク小物や家具も、DIYやハンドメイドのアイテムと一緒に合わせると、違和感なくインテリアに馴染ませることができます。外国に行ったときやアンティークショップなどで手にした古い小物がお部屋に馴染まないと感じている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
photo / goodroom journal
ひとり暮らしのインテリア | goodroom journal
新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal
goodroom オリジナルリノベーション賃貸 TOMOS