日々の食器洗いや掃除、面倒と思っていませんか? 実はちょっとした工夫で簡単に終わらせられるんです! そこで今回は、家事代行サービスの「カジタク」で掃除を行うプロに、食器洗いとトイレ・お風呂掃除が簡単にできるコツをずぼらさん向けに教えていただきました!
文・椎原茜
食器洗いのコツは「順番」
カジタクの山口さんによると、食器洗いは、「洗う順番」を意識することがコツだそうです。どういうことなのか教えていただきましょう!
1. 最初はコップから! お皿類の上で洗ってすすぎましょう
山口さん 食器を洗い始めるとき、蛇口の下にお皿やお茶碗を置いておきます。まずはコップやカップなどを洗ってすすげば、その水圧でお皿やお茶碗の予洗いができます。ほどよく洗剤とお湯が食器にたまるので、つけおきの意味もあります。
2. 次はお皿類! 鍋類の上で洗ってすすぎます
山口さん 続いて、お皿やお茶碗を洗います。一から洗うよりも早く終わります。このとき、蛇口の下に鍋やフライパンを置いておけば、お湯と洗剤がたまります。
3. 最後は鍋類! 洗剤をかけて放置してから洗いましょう! その間に……
山口さん 鍋やフライパンはお湯と洗剤をためたまま少し時間を置いて汚れを浮かせたいので、その間に、作業台やコンロの拭き掃除をしてしまいます。汚れが浮き出した頃に鍋やフライパンを洗えば、簡単に手早く終わります。
トイレ掃除のコツは「トイレットペーパーを使い倒す」
続いてトイレ掃除。コツは掃除道具選びにあり!
トイレットペーパーでササっと!
山口さん トイレの中で一番便利な掃除道具は、どこの家にも必ず存在するトイレットペーパー。トイレに入ったついでに、トイレットペーパーをくるくると少し手にとって、棚や床のホコリを拭いてしまいましょう。終わったら水に流すだけです。手に巻き取ったトイレットペーパーに洗剤を吹き付ければ、ウェットシートのできあがり。座面や便座裏などをササっと拭いてしまいましょう。
ブラシはフチ裏までお掃除できる形状のものを
山口さん 便器の中をこするブラシを選ぶときは、便器のフチ裏までお掃除できるかどうかが最大のポイントです。今ではフチ裏にハマる形状のものがたくさん市販されています。フチ裏掃除をしっかりしておけば、嫌なニオイも防げます。
お風呂掃除は「手を濡らさずに」
続いて、掃除する面積が広いことから億劫になりがちな、お風呂掃除。コツは手を濡らさないことにあるそうですよ!
バスタブは取っ手や柄付きのスポンジを
山口さん バスタブのお掃除は、取っ手や柄が付いているスポンジを選ぶと、手を濡らさずにお掃除できます。
床はブラシをチョイス!
山口さん 床にはブラシがおすすめ。これも手を濡らさずに行えます。溝に汚れが残りやすいので、ピンク汚れなどを見つけたら、速攻でブラシをかけましょう。ブラシをくるくる回しながら磨くように洗います。
排水口はポリ袋を活用!
山口さん 排水口の中、髪の毛とせっけんカスでドロドロになっていませんか? お休みの日には、がんばって排水口までお掃除してみましょう。ポリ袋に手を入れて髪の毛をつかみ出し、その髪の毛が内側になるように袋をひっくり返して捨てれば手も汚れずに簡単! 髪の毛が取りにくければ、ティッシュやウエスを使って取り出しましょう。ウエスとは、要らなくなった布のこと。使い古したタオルやシャツなどを切ったものです。雑巾にもなって便利ですよ。
億劫だと思っていた食器洗いや掃除も、効率化しながらやろうと思うとなんだかやる気が湧いてきます。しかも時短・簡単にできる方法なので、ぜひ試してみましょう!
Information
家事代行サービス『カジタク』
2018年8月22日より「プレミアムホリデー」と題して、一日プレミアムな休日を過ごすための家事代行サービスがスタート。週末にたまった家事や掃除を一気に片付けるのに疲れたら、たまにはその時間を大切な人やペットと過ごす時間に充ててみるのもいいかも。