やっち(恋愛アドバイザー)
あなたが付き合いたいと思う人はどんな人ですか? 優しい人、誠実な人、価値観が合う人など、思い浮かぶ特徴はそれぞれちがいますよね。それでは、結婚したいと思う人はどんな人ですか? もしかすると、想像するイメージが非日常から日常に変わった人もいるかもしれません。
付き合っているときは素敵な人と思って一緒に過ごしてきた人も、結婚をしてみると「こんなはずじゃなかった」と思うことがあります。しかし、私たちは付き合いたい人と結婚したい人をひとくくりにして考えてしまうことが……。婚活中の人から多くの相談を受ける恋愛アドバイザーのやっちが、「結婚したい人」と「付き合いたい人」のちがいについて、解説します。
■男女別「付き合いたい人」と「結婚したい人」のちがい
◇男性は付き合いたい人を見た目で判断する
見た目よりも中身‼ という意見をお持ちの女性には残念なお知らせですが、男性が付き合いたい人の特徴としては見た目の美しさ、可愛さがトップです。次に話しやすさを重視する男性が多く、会話のテンポが心地よかったり、共通で盛り上がれる話題があったりすることは、男性にとって楽しさにつながります。一方で、男性が結婚したい人は、疲れているときなどに寄り添ってくれる優しさや思いやりがあるか、家庭的かどうかなどが重視され、自分をしっかりと支えてくれる存在が好まれるようです。
◇女性は付き合いたい人=結婚したい人?
それでは、女性が付き合いたい男性はどのような人なのでしょうか。やはりイケメンがいいのかというと意外とそうでもなく、「価値観が合う」ということが重視されます。次に優しさ、誠実さと続き、見た目よりも内面が大切なようです。結婚したい人に関しても、同じような点を重視する傾向にあります。女性は、男性とちがって付き合いたい人と結婚したい人に大きな差がないことが特徴です。付き合いたいと思う人も、結婚を意識したお付き合いをしているということがわかりますね。また、女性は何よりも相手が自分を将来的に安心させてくれる存在かを考え、一緒にいるときの心の在り方を大切にしています。
■「結婚したい人」になるには?
男女それぞれが考える、結婚したい人とは? ここでは、さらに具体的に探っていきましょう。
◇男性から見た「結婚したい女」の特徴
男性が結婚したいと思う女性の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。ひとつひとつ、解説をしていきますね。
☆料理がうまい
家に帰りたくなる料理を作る女性は、男性に好まれます。必ずしもおいしいというだけではなく、レパートリーの豊富さや、食卓を楽しくさせてくれる料理など、仕事から疲れて帰った自分を元気づけてくれる料理は、男性を幸せにするでしょう。残酷なことに、見た目が悪いことはよしとしても、味だけは最低限の基準を満たさないと男性は苦しいのです。「料理は愛情さえあれば」と勘違いし料理の勉強を怠れば、男性の帰宅は遅くなるでしょう。
☆感情の起伏が激しくない
優しさを感じたと思ったら急に怒ったり、喜んでいたと思ったら悲しくて泣きだしたりなど、感情の起伏が激しい女性は結婚相手として見られなくなるようです。結婚相手と暮らすイメージは日常の中にあることが多く、ただでさえ仕事で疲れて帰ってきているのに、さらに疲れが重なりそうな女性は避けたくなるでしょう。
☆一緒にいると安心できる
家に帰ったときに、自分を安心させてくれる存在として期待できることは、男性にとって結婚をする理由として大きな判断材料となるでしょう。彼のまわりにいるなんとなく一緒にいると落ち着ける人は、付き合いたい人には当てはまらずとも、結婚したい人に当てはまるかもしれませんね。
☆倹約家である
浪費家である男性ほど、自分を抑えてくれる女性は煙たいどころか、ありがたく感じます。また、たくさん稼いでもすぐに使ってしまい、お金の管理ができない女性は将来を不安にさせるでしょう。
☆子ども好きである
男性が結婚したい人の職業トップ3には必ず保育士が入るといっても過言ではありません。それほど、子どもを安心して任せられる女性に惹かれる男性は多いようです。イクメンが増えたとはいえ、やはり子どもの面倒を見ることができる女性は頼もしいもの。彼女が子どもと遊んでいる様子を見ていて結婚を意識したという男性もいるほどです。
☆考え方が前向きである
いつも強気でいる人ですら、男性は辛い局面ではナイーブになりがちです。仕事や結婚生活で起こるさまざまな悩みに対し、自分の背中を押して勇気づけてくれる女性の存在はとても頼りがいがあります。たったひと言の前向きな言葉が落ち込む男性を救うことがあります。前向きであることが、男性の活力になるのです。
◇女性から見た「結婚したい男」の特徴
一方で、女性が結婚したい男性にはどのような特徴があるのでしょうか。女性は自分の存在や今その瞬間の感情を大切に扱ってくれる男性を好む傾向にあります。
☆価値観のちがいを認められる
多くの人が自分と同じ考えを持ち、同じように行動するだろうと考える傾向は、フォールス・コンセンサス効果と呼ばれ、親しい間柄ほど思いは強くなりやすいです。特に男性は論理的に正しいかどうかで物事を捉える傾向にあり、価値観のちがいを認められる柔軟な考えを持っている人は、女性に「話を聞いてくれる人」と認識してもらえます。