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すべてを「自分のせい」にしないで 自己否定をやめる3つの意識

ライフスタイル

すべての失敗が「自分のせい」なんて、そんなことはないはずですよ。

(tampatra/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

理想とは違う出来事が起きたとき、つい『自分のせいだ…』と自分自身を責めていませんか? 自己否定の気持ちが強くなりすぎると、物事を冷静に見れなくなってしまうかもしれません。

自分を責める思考回路をストップさせる方法を、fumumu取材班が聞いてきました。

①正しい原因を探す

「自己否定が癖になることのなにがいけないって、正しい原因を探せなくなることだと思うんです。私も、仕事でミスをするとつい『自分に能力がないからだ、自分が仕事できない人間だから…』と落ち込んでいたんです。
ただ、それって今思うと、ミスの原因を全然探せていないんですよね。どうしてミスをしたのか、業務の中で理解しきれていない部分があったのか、どうやったらミスを防げるのか。それらを考えずに、ただ自分のせいにしていたんです。
ミスの原因が自分でわかっていないから、また同じミスを繰り返して、さらに落ち込んで…。悪循環でした。とっさに自分のせいにしてしまうのはわかるけど、そこをグッとこらえて、『失敗した原因はなに? 自分以外で!』と考えると、本当の原因が見えてくると思います」(20代・女性)

②環境を見直す

「常に自分を責めてしまう人の中には、周りの環境でそう思うしかない人もいると思います。まさに私の友達がそうで、会社でパワハラにあっていたんですよ。自分のミスじゃないのに責められたり、難癖をつけられて怒鳴られることも日常茶飯事だったみたいで…。
話を聞く限りその子は悪くないのに、周りに自分が悪いと言われ続けることで、『自分のせいなんだ』と思い込んでいたんです。幸い、今は無事に転職していい会社で働いていますけど、『あのときの自分は気持ちが不安定だった』と本人も言っています。
どうしても自分が悪いと思ってしまうなら、一度信頼できる人に相談して、本当に自分だけが悪いのか聞いてみてもいいんじゃないでしょうか。客観的な意見をもらうことで、ハッと視界が開ける場合もあると思います」(20代・女性)

③未来に目を向ける

「なにか嫌なことがあったとき、私も、つい自分を一番に責めてしまうタイプなんです。とっさにそう思ってしまうのは、正直もうどうしようもないと思っていて…。
とはいえ、ずっと自分を責めてばかりなのも疲れてしまうから。思考が悪い方向に進んでいきそうなときは、無理にでも未来に目を向けるようにしています。過去に起こったことを、『やっぱり自分は悪くなかった!』と思うのは私は難しいから。
『過去はもうどうしようもないから、この先の未来はどうしようかな?』と考える軸を変えてみるんです。そうすると、過去の出来事で自分を責め続けることだけはストップするんですよ」(20代・女性)

自分を責めないといけないくらい、周りにトゲのある言葉が多い人もいるかもしれません。

受け取る言葉、受け取らない言葉を自分で選んで、自分が悪いと思い込まされないように注意していきましょう。

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