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脚太い…それ「梅雨むくみ」かも!薬剤師おすすめのむくみ解消習慣&漢方

美容

梅雨は、1年で最も気象ストレスを受けやすい時期だということをご存知でしょうか?美容面では、髪がまとまらない、むくみやすくなる、肌荒れしやすいといった梅雨問題が挙げられます。今回はむくみにフォーカスし、梅雨のむくみの原因やむくみ解消法について、あんしん漢方の薬剤師である浅田麻希さんに伺いました。

梅雨時期は脚が太くなるって本当?

photo:unsplash
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「梅雨時期は脚が太くなる」というのは、決して都市伝説ではありません。

梅雨の時期のように湿度が高い環境になると、からだの水分は蒸発しにくくなり、汗や尿として十分に水分を排出しにくくなります。
その結果、水分代謝がうまくいかずに余分な水分や老廃物が体内にたまりやすくなって、むくみが引き起こされるといわれています。

とくに脚は心臓から一番遠いため、血流が停滞しやすく、重力で水分がたまってしまいます。その結果、他の部位よりむくみやすくなるのです。

むくみを解消する4つのポイント

ポイント① お湯をためてお風呂に浸かる

photo:unsplash
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むくみ解消には、毎日ゆっくりお風呂に浸かることがとても有効です。
入浴には血行促進・リンパの流れの促進・代謝アップ・デトックス・リラックスなどの健康効果があるため、血行不良や代謝低下によって起こるむくみを解消してくれます。

ポイント② 脚のマッサージをする

photo:shutterstock
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強めのリンパマッサージもむくみに効果的です。
リンパの流れを意識し、たまった老廃物を流すイメージで、足元から太ももの付け根に向かってマッサージしましょう。
入浴中や入浴後に行うのがおすすめです。

ポイント③ 適度な運動や筋トレをする

photo:unsplash
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筋肉の作用もむくみに関係している為、運動不足で筋肉量が少ない方は血流が滞ってむくみやすいです。
その為、日頃から無理のない程度に運動や筋トレを取り入れることをおすすめします。

たとえば、食器洗いや歯磨きの最中にかかとの上げ下げやスクワットをするだけでも効果的です。

ポイント④ 食事を選ぶ

photo:shutterstock
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むくみの解消には、電解質のカリウムが豊富に含まれている食材を積極的に摂ることをおすすめします。
カリウムには、体内の余分な塩分の排出を促して水分バランスを安定させる働きがあります。

<カリウムが豊富に含まれている代表的な食材>
バナナ、アボカド、かぼちゃ、ほうれん草、小松菜、トマト、海藻類など

また、逆に塩分が多い食事は避けましょう。
塩分すなわちナトリウムには水分をためこむ働きがある為、塩分を摂りすぎるとむくみが悪化してしまいます。

むくみ体質を改善するなら漢方薬もおすすめ

photo:unsplash
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「むくみ体質を根本から改善したい」
そんな方におすすめしたいのが漢方薬で体質改善を目指す方法です。

いろいろな方法を試しているのに、なかなか治らないむくみ。その原因は、体内のエネルギーがアンバランスによる、免疫力や回復力、排出力(デトックス)の衰えかもしれません。

漢方薬のちからで、体内バランスを整え「良い体質」を取り戻すことは、むくみの改善にとても効果的です。運動や食事制限が難しい方でも手軽に始められるので、セルフケアを行う時間かない方にもピッタリです。

むくみの改善には、水の巡りを整える漢方薬を用います。

むくみが気になる方におすすめの漢方薬2種

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・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
からだの水分バランスを正常に整え、水太りやむくみを解消します。

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
血を補い巡らせることで、水分代謝に働きかけ、むくみを解消します。

漢方薬は自然の生薬からできているのでからだにやさしく、あらゆる人に何らかの効果をもたらしますが、重要なポイントは、その人の状態や体質にうまく合った生薬を選んでいるかどうかという点です。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が起こることもあります。
どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるのはなかなか難しいものですが、最近ではAI(人工知能)を活用したオンライン相談サービスも登場してきました。AIを活用し、漢方のプロが自分に適した漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が可能ですので、是非活用してみてください。

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