早いものでもう2021年が半分終わろうとしています。この半年を振り返ってみても、やはり新型コロナウィルスの影響が強くありました。
常にマスクをつけて外出することからメイクの主役は自ずと目元になり、メイクする機会も例年より減ったのは筆者も皆さんと同様です。そのためメイクアイテムはプチプラといえども失敗のリスクを避け、無難なチョイスになった印象があります。
今回は、この半年に発売されたプチプラコスメの中から筆者が実際に購入し惚れ込んだベストコスメをご紹介します。
元気をくれる艶やかな潤みリップ
例年以上に元気をくれるもの、癒されるものについ手が伸びたこの半年。44歳の筆者には若干眩しすぎるように思える明度の高いオレンジリップと言える、ビーアイドルの「つやぷるリップ #めしあがれMANDARIN」(1540円)がベストコスメ入りしました。
少し迷いながら手に取ってみたのですが、オレンジよりもみかん色と表現した方がいい鮮やかな色みが肌から浮くことなく顔色を瞬時に明るく見せてくれました。
実はこちらのリップを購入するのは、2020年のベストコスメに選んだ#09 無敵テラコッタ以来2本目。
艶やかで潤んだ唇に仕上がるのがなんとも可愛らしく、唇の中央から外側に向かってぼかすようなグラデーションにするとピュアな印象に仕上がるところも好みです。
また、ティント処方で落ちにくく、保湿力が高めなのも好印象。唯一の不満は暑くなってくるこの時期あたりから特にドロッと付きやすいということ。それに加えて高発色なので、たっぷり纏わずに微調整する必要があると感じています。
ビーアイドルのマスカラ、カールキープ力には脱帽!
マスカラはお湯落ちならトーンのロング ラッシュ マスカラ、ウォータープルーフならアンプリチュードのエクストラボリューム カラーマスカラ、とベストなものを既に見つけているので普段あまり食指は動きません。
しかし、ビーアイドルというブランドの商品が好きなだけに新商品に興味を引かれて使ってみたところ、ベストコスメ入りするほどのお気に入りに急浮上しました。それが、「愛ラッシュマスカラ #アイドルブラウン」(1540円)です。
これまで数多くのブラウンマスカラを使用してきましたが、それらがブラウンとはいえダークブラウンと言えるほど深い色みなのに対し、こちらは明るめのいわゆる色鉛筆や絵の具のブラウンそのものです。
実際に纏ってみると、他のブラウンマスカラよりも目元が少し明るくなり甘い雰囲気に仕上がります。
何より筆者が気に入った点はカールキープ力。筆者はまつ毛が多く長いのでマスカラを塗るとその重みでカールが落ちてしまうことがありますが、こちらは塗りたてのカーブを終日キープしてくれるので頼もしいです。そして、ウォータープルーフのためパンダ目になることもありません。
長さは自然に出る印象でボリュームアップ効果がそれほどないところも気に入っています。欲を言えばもっとツヤが欲しいですが、このお値段でこの実力には脱帽です!
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
優しげな目元を演出できるベージュアイライナー
これまで数多くのカラーライナーを使ってきましたが、目元を引き締めるダークカラーか、目元にインパクト与えるカラーライナーやグリッターライナー、そのどれかであったと記憶しています。
それだけにベージュよりのまろやかなピンクブラウンというのが新鮮に思え、「ヴィセ リシェ ブラウンズ クリーミィペンシル」#BR 302ピンクブラウン(1045円)を手に取りました。
ヴィセのアイライナーは描きやすく、発色やモチも優秀なものが多いと日頃から感じていました。
そういった絶大な信頼感も試してみる後押しになったと思いますが、こちらも期待を裏切らない素晴らしさでした。
まず芯の太さや柔らかさが絶妙で非常に描きやすいです。不器用な方でも失敗しにくい設計だと感じます。発色も想像した通りの発色。ミルクティーを少し濃くしたような色です。
実際に纏ってみると、「私の目元はこんなに優しげに見せることができるのだ」という新鮮な驚きを感じます。これは何度使用しても感じることで、ダークカラーの方が断然引き締め効果があるはずなのに、それなりに引き締め効果もあるから不思議です。
合わせるアイシャドウの色は多少選びますが、筆者は元々淡いベージュやシャンパンベージュなどをメインカラーで使うことが多いので重宝しています。この上半期最も出会えて良かったと感じるプチプラコスメです。
いかがでしたでしょうか。今回は、2021年上半期に発売されたプチプラコスメの中から筆者が実際に購入し惚れ込んだベストコスメをご紹介しました。気になる商品があればこの機会にぜひお試しください。