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自律神経を整える1日の過ごし方・朝編。ゆったりと時間に余裕を持って

心身ともに不調が起きやすいこの時期は、自律神経を整えることに注目を。健康的で正しいリズムをつかむための1日の過ごし方をプロがレクチャー!

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冷え、不眠、ストレスに「切り替えスイッチ」で立ち向かう
自律神経を味方につける100知識

自律神経を整える
1日の過ごし方
自律神経を整えるには、1日の過ごし方がとても大事! 朝、昼、夜のおすすめの過ごし方を知っておき、正しいリズムに整えて。


朝は副交感神経から交感神経に切り替わる時間帯。うまくスイッチを切り替えて、ゆったりと過ごすことが1日を快適にするコツ。

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いつもより30分早く起床を心がける
「ギリギリに起きて忙しく朝を過ごすと副交感神経が一気に下がりNG。いつもより30分早く起きてゆったりと行動を」(小林先生)
カーテンを開けて太陽光を浴び、
副交感→交感に切り替え
「朝はカーテンを開けて太陽光を浴びましょう。体内時計が正しい状態に整い、副交感神経から交感神経へ正しく切り替わります。幸せホルモン“セロトニン”の分泌も促進」(小林先生)
感謝の念を抱いて、心を安定させる
「朝はマイナスな言葉を思い浮かべると1日心の状態が乱れるのでNG。感謝の念を抱いて心を安定させましょう」(小林先生)
鎖骨下をほぐすと目覚めスッキリ
「朝目覚めたとき、鎖骨の下あたりの肋骨の間の肋間筋をほぐすのがおすすめ。ここをほぐすと酸素が取り込みやすくなり、交感神経への切り替えがスムーズに」(星野さん)

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朝イチで口に入れるのはコップ1杯の水
「朝はコップ1杯の水を飲みましょう。水で腸が刺激されて副交感神経が高まり、自律神経が整います。朝の脱水状態も解消」(小林先生)
ゆっくりと歯を磨いて気持ちを落ち着ける
「朝の動作が、その日全体に影響を与えるので、歯もゆっくりと磨きましょう。落ち着いた気持ちで1日を始められます」(小林先生)
ほんの少しでもいいので朝食は何かしら摂る
「朝食は、朝日を浴びることとともに体内時計と自律神経を正しく整える大事なアクション。ほんの少しでもいいので抜かずに摂りましょう」(小林先生)

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朝食後はトイレタイムをとって排便リズムを作る
「腸にとって理想的な排便タイムは朝。朝食後はトイレタイムをとって排便リズムを作ること。リラックスして排便を」(小林先生)
便が出にくいときは大腸もみほぐし
「便が出にくいときは以下の大腸もみほぐしを。下の写真の4カ所(左右の肋骨下と腸骨のあたり)をほぐして」(小林先生)

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満員電車は避けてイライラ防止
「満員電車は朝に最もストレスが加わる場所。無理に乗らず、1本見過ごしたり、もとから時差出勤をするなどして避け、イライラを防ぎましょう」(小林先生)
朝は激しい運動は避ける
「朝は体がまだ目覚めていないので、いきなりジョギングなどの激しい運動をすると体への負担になり、自律神経も乱れます。激しい運動は避けて」(小林先生)

MAQUIA 8月号
撮影/彦坂栄治〈まきうらオフィス〉(朝比奈さん分) 藤井由加(佐藤さん分) ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/立石和代 モデル/朝比奈 彩 佐藤さき(マキアビューティズ) イラスト/德丸ゆう 取材・文/和田美穂 構成/髙橋美智子(MAQUIA)

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