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おすすめ食材から食べ方まで!「自律神経」を整える食事術をドクターが解説

心身ともに不調が起きやすいこの時期、その原因は自律神経の乱れの可能性が! そんな自律神経を、毎日の食事で整えるコツを教えします。

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冷え、不眠、ストレスに「切り替えスイッチ」で立ち向かう
自律神経を味方につける100知識

自律神経を整える
食事術
食品に含まれる栄養素や、食べ方などによっても自律神経は整えることができる。コツを知っておいて、毎日の食事に取り入れて。

おすすめ食材

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発酵食品
食物繊維、オリゴ糖、発酵食品で腸内環境を整える
「腸と脳は深く関わり、腸が整うと脳のストレスホルモンが抑制されてストレスが軽減し、自律神経も安定。食物繊維やオリゴ糖、発酵食品などを摂って腸を整えて」(溝口先生)
ココナッツ
興奮を抑えるケトン体を増やすココナッツバターもおすすめ
「ココナッツバターに豊富な中鎖脂肪酸は体でケトン体に変換されますが、ケトン体は心を落ち着かせるGABAを増やします。そのままなめて摂ればOK」(溝口先生)
ビタミン
ビタミンB群をしっかり補給。神経伝達物質の材料になる
「ビタミンB群はセロトニンやGABAなどの神経伝達物質の合成を促し、不足すると自律神経の乱れの原因に。しっかり補給を」(溝口先生)
ビタミンCは抗ストレスに。数回に分けて摂る
「ビタミンCはストレスに対抗するために必要。水溶性で余分な分は排出されてしまうので数回に分けてこまめに摂って」(溝口先生)

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食べ方のコツは?

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自律神経を最も乱すのは糖質
「糖質を多く摂ると血糖値が急上昇し、しばらくすると反動で急降下。すると体が危険を察知して脳内ホルモンが血糖値を上げ、この過剰な脳内ホルモンで自律神経が乱れることに」(溝口先生)
糖質の摂取量を減らして血糖値を安定させる
「糖質の摂取量を減らすため、ごはんやパン、麺は極力少なめに。ごはんなら1食につきお寿司のしゃり2個分程度に。清涼飲料水、野菜ジュースは高糖質なので控えて」(溝口先生)
グルテンフリーも自律神経のためには◎
「グルテン(小麦)を摂ると腸粘膜がダメージを受け、糖質の摂取による血糖値の上昇がさらに強くなり自律神経が乱れる原因に。小麦製品を2週間やめてみて体調がよくなるなら、そのまま控えましょう」(溝口先生)
カフェインは控えめに。飲むなら熱い状態で
「カフェインは交感神経を優位にするので摂り過ぎはNG。飲むなら熱くして10分程かけてゆっくり飲み、急激な作用を抑えて」(溝口先生)

MAQUIA 8月号
撮影/彦坂栄治〈まきうらオフィス〉 ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/立石和代 モデル/朝比奈 彩 イラスト/德丸ゆう 取材・文/和田美穂 構成/髙橋美智子(MAQUIA)

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