Tシャツと言えば、この時期ほぼ毎日とっかえひっかえ着ている夏の定番アイテム。ただ、ここ最近のTシャツは、首もとが詰まったもの、袖が長いもの、逆に袖が短いもの、丈が長いもの、丈が短いもの、スリット入りのものなどさまざま。たかがTシャツ、されどTシャツ。白Tひとつでもバリエーションが格段に増えているのも事実。ただワンツーコーデになりがちなこの時期、色味を変えてみるもマンネリしがち…なんてことありませんか?今回は、Tシャツそのものの魅力を引き出しながら、着回しのバリエーションが広がる着こなしをいくつか取り上げてご紹介します。
テクニック1:“ツヤ”と“とろみ”を取り入れる大人のTシャツスタイル!
※モデル身長:161cm
手抜きに見せない手っ取り早い手段として、光沢のあるボトムスを持ってくると一気に華やかさがプラスされ、ワンツーコーデが瞬時に決まります。
実際筆者も幼稚園の送迎でバタバタしながら手に取ったTシャツにサテンパンツを合わせると、それだけで手抜き感がない仕上がりにしてくれるんですよね。
■アイテム例
・ユニクロ ストレッチスーピマコットンT(ノースリーブ)
・ユニクロ サテンリラックスストレートパンツ
例えば、一年を通して人気の淡いカラーのワントーンコーデも同じ。
光沢のあるサテンパンツを取り入れると、コーデ全体にメリハリとエレガントさも御覧の通りこなれた印象に!
今回試着した2枚はともに、ユニクロのサテンリラックスストレートパンツ。
サラサラとしたはき心地と体のラインを拾わないストンとした脚長効果もあるきれいなライン。
自宅でお手入れできる気軽さもありがたい!
好みにもよりますが、オンライン限定の丈長めはさらにリラクシー感のある仕上がりに。
丈のあるツヤワンピースやスカートの下に合わせても軽やかで女性らしい旬な着こなしが作れますよ。
■アイテム例
・ユニクロ サテンリラックスストレートパンツ
2:着こなしに華を添えてくれる“カラー”を取り入れる
白T+デニムの潔さも好きですが、敢えてのカラーカーデを肩掛けでプラスするとこなれ感UP!
このひと手間で白Tのバリエーションもグッと広がります。
私はこの肩掛けアイテムの差し色に合わせて、ほかの小物のカラーを後から決めたりもします。
■アイテム例
・ユニクロユー クルーネックT
・ユニクロ UVカットスーピマコットンクルーネックカーディガン(長袖)
そして、Tシャツスタイルをガラッと更新してくれるのがカラーボトムス。
一方で、シンプルでカジュアルな印象も持つTシャツと合わせるからこそ、カラーアイテムを派手に見せないのも◎
カラーアイテムが得意でない方もこのバランスならトライしやすいはず。
チャコールグレーやベージュなど、いわゆるあいまいカラーに発色のいいボトムスを持ってくると意外とすっとなじみ、シンプルでもコーデが一気に華やいだ印象に。
カジュアルに見えがちなノースリーブタンクトップもセンタープレスやハイウエストパンツにINすることできちんと感あるTシャツスタイルに仕上がります。
■アイテム例
・ユニクロ ストレッチスーピマコットンT(ノースリーブ)
・ZARA カラーパンツ
3:ロゴで叶える大人のリフレッシュstyle
今年らしいデザインTシャツとして、フレンチスリーブやボリューム袖など色々出ている中、筆者イチオシの旬のTシャツはphotoTやロゴT。
例えば、パールのネックレスやセンタープレスパンツ、リネンのマキシ丈スカートに合わせてみると、カジュアルな印象のTシャツも軽快なエレガントさが加わります。
ロゴTのロゴカラーを、ボトムスや小物など、どこかに持ってくるとコーデに統一感も生まれおしゃれになりますよ。
■アイテム例
・JOURNAL STANDARD CHANPION別注Tシャツ