2021年秋冬anan「モテコスメ大賞」スキンケア部門。美容のプロが9月にマストなアイケアとおすすめコスメを教えてくれました。エアコンによる乾燥で、目元の乾燥は危険水域!?
紫外線量や気温・湿度の変化に応じたケアを。
これからの季節、どのようなケアを取り入れるのが正解?
「肌を5歳老けさせる、といわれるほど、紫外線量の多い夏は肌にとって過酷なシーズン。夏に受けたダメージは、遅れて肌表面に表れるので、秋冬にベストな肌状態でいるためにも、まずは、夏ダメージを蓄積させないようケアしていくことが大切です。マスク着用や、自宅時間が増えたことで、日焼け止めを塗っていなかったり、UVケアを疎かにしている人は要注意! 今の時期は、まだまだ紫外線量が多いので、まずは、UVケアを徹底し、その上で、気候の変化に応じた対策を取り入れて」(トータルビューティアドバイザー・水井真理子さん)
「8月をピークに紫外線量は少しずつ減ってくるものの、9月下旬までは暑い日が続くので、UV対策に注意が必要です。その先、気温が低下することで、血流が悪くなりやすい状態に。巡りを意識することも美肌を保つためには大切です。また、湿度が50%以下になると急激に肌の乾燥が進むので、湿度もチェックを」(美容ライター、気象予報士・大貫未記さん)
トラブルが悪化する前にアイケアを取り入れて。
「二十四節気で白露(はくろ)にあたる9月7日ごろからは、夏の名残りで日中の気温や湿度は高いものの、夜は気温が下がり、だんだんと秋らしい気配を感じる時。とはいえ、まだ冷房が欠かせない時期なので、乾燥にも注意を」(大貫さん)
【ポイント】
「冷房や汗の影響もあり、目まわりの乾燥やむくみを感じやすい時。さらにマスクの影響もあって目まわりの環境はより過酷な状態に。深いシワや、たるみなどの大きなトラブルへ発展する前に、アイクリームなどを使ってケアを。ただし、強い圧をかけたり、引っ張ると、シワや色素沈着の要因になるので、優しいケアを心がけて」(水井さん)
【1】輝きに満ちた印象的な眼差し 賞
ランコム「ジェニフィック アドバンスト アイクリーム」
目元の美肌菌にアプローチ!
7種類のプレ/プロバイオティクス由来成分に、ヒアルロン酸やビタミンCGなどの複合成分を配合。デリケートな目まわりのバリア機能を強化し、日常的なダメージからの素早い回復をサポート。クマや小ジワが気にならない目元へ。「なじませた瞬間から、潤いのベールに包まれるよう。使い続けるのが楽しみに」(メイクアップアーティスト・nagisaさん)。15ml¥8,800(ランコム TEL:0120・483・666)
【2】贅を尽くした至福のテクスチャー 賞
Dior「プレステージ マイクロ セラム ド ローズ ユー」
目元の肌を修復しつつ活性化。
ブルーライトによる目元の肌ダメージや疲れに着目。ディオールが究めた唯一無二のバラ、グランヴィル ローズの花びら・果実・茎の生命力を凝縮し、ワンランク上の眼差しをサポート。「アプリケーターが目元のキワにもフィット。肌が明るくなめらかになり、むくみもすっきり」(エディター&ライター・松原 彩)。20ml¥24,200 9/3発売(パルファン・クリスチャン・ディオール TEL:03・3239・0618)
【3】マスク映えするパッチリEYE 賞
クラランス「グラン アイ セラム V」
キュッと引き締まった眼差しへ。
目元に水分を溜め込むことを抑制し、むくみにアプローチするトリプルフィトコンプレックス配合。大気汚染やブルーライトのダメージからもケア。「ひんやりしたアプリケーターを使ってマッサージすると、相乗効果で目元のもったり感がスーッと引くのを感じられます。朝使えば、凛と冴えた眼差しを作る手助けに」(ライター・風間裕美子さん)。15ml¥6,930(クラランス TEL:03・3470・8545)
【4】現代人の目元悩みをまとめてケア 賞
エスティ ローダー「アドバンス ナイト リペア アイ コンセントレイト SMR コンプレックス」
潤いの膜で目元の肌をバリア。
まばたきなどの微小運動が、目元のエイジングサインの出現を加速させることに着目。ダメージを素早くリペアするとともに、薄くデリケートな目元の肌を強化。「みずみずしいクリームを摩擦レスでなじませてくれる、クーリング感のあるアプリケーターが優秀! 軽くすべらせるだけでむくみや疲れが一掃される」(ライター・岡井美絹子さん)。15ml¥10,010(エスティ ローダー TEL:0570・003・770)
※『anan』2021年9月1日号より。写真・恩田はるみ スタイリスト・荻野玲子 取材、文・松原 彩
(by anan編集部)