ミニマルな暮らしに憧れていても、「欲しい」と思うものがあると気持ちが抑えられずについ買ってしまう…ということはありませんか?元マキシマリストで、今はミニマリストの__minimal.igさんは、3つのことに気をつけて無駄な買い物を防いでいるそう。どんなことなのか伺ってみました。
マキシマリストから卒業し、すっきりとした空間をキープ

35平米の1LDKに、旦那様とボタンインコのちーさんと暮らしているミニマリスト・__minimal.igさん。かつてはものをたくさん持つマキシマリストでしたが、ご家族の遺品整理をきっかけに自分のものも見直し、今では厳選したものだけで生活されています。
そんな__minimal.igさんも雑貨などが好きで、今でも物欲がないわけではないと言います。だからこそ、むやみにものを増やさないよう気をつけているのだとか。そこには3つのルールがありました。
ものを余分に増やさないために徹底する3つの心がけ
1:用途や機能がかぶるものは買わない

__minimal.igさんがものを増やさないために心がけていることのひとつは、すでに持っているものと同じ用途や機能のものを、2つ以上持たないことです。
「増えやすいのが調理器具ではないでしょうか?オタマやフライ返しなど何個も持っていても、一度にたくさんは使わないはず。鍋やフライパンなども、大きさや機能が被るものは、お料理好きの人にあげましょう(笑)」(__minimal.ig、以下同)
たしかに同じ用途のものがいくつもあっても、使うのがひとつなら保管のスペースがもったいないですよね。それが、ものの取り出しにくさの原因にもなっているかもしれません。しまいこんであるよりもどんどん使ってくれる人の手元にあったほうが、私たちも、ものも幸せなのではないでしょうか?
2:使用頻度の少ないものは買わない

続いては、一時しか必要ないというものは買わないようにすること。__minimal.igさんは、ほんの少しだけ使ってその後無駄になってしまいそうなら、手元にあるもので代用したり作ったりして用意しているそうです。
「例えば、天つゆや焼き肉のタレ、いろいろな種類のドレッシングなど、冷蔵庫にたくさんの調味料が入っていませんか?週に一度のペースで使わないものは買わなくていいと思います。案外自分で作れるものもあります」
一度使っただけのもので、冷蔵庫や収納スペースがいっぱいになっていたら、それももったいないこと。結局使い切れずに捨てることになり心をいためるぐらいなら、最初から買わないというほうが賢明かもしれません。
3:すぐには買わない

3つめは、買いたいというものがあっても即決せずに時間を置くこと。__minimal.igさんはネットショップの買い物かごを使って1週間ごとに見直し、最終的に1ヵ月ほどおいて購入するかを決めているのだとか。
「私は、お店では食品以外の買い物はせず、ほぼネットを使用しています。お店に行くと、誘惑に負けて買ってしまうので。
ネットでは、欲しいものをとりあえずカートにぽんぽん放り込むだけにしておきます。そして1週間後にまた見てみるんです。そうすると、半分くらいがどうでもよくなっています(笑)。それを繰り返して、1ヵ月後にカートに残ったものだけを買うようにしています」