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ズボラな汚部屋も“片付いて見える”裏ワザ!プロが実践する整理収納術とは

夏休みやお盆など、来客が増えるこれからの季節。あわただしい日々の中でも、暮らしを少し整えておくだけで、急な訪問にも落ち着いて対応できます。すべてを完璧に片付けなくても大丈夫。今回は、忙しい毎日でも取り入れやすい「生活感をさりげなく隠す収納」のコツをご紹介します。

「生活感を隠す収納」成功の3つのコツ

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日用品が出しっぱなしになっていると、どうしても雑多な印象に。まずは「モノが自然と片付く仕組み」をつくることが大切です。ポイントは以下の3つ。

1.定位置を決める
2.取り出しやすく、戻しやすい仕組みをつくる
3.「入れっぱなし」を防ぐ工夫をする

使いやすさを意識した収納は、見た目がスッキリするだけでなく、日常の動作もスムーズにしてくれます。

場所別「生活感を隠す」収納アイデア

お客様が通る場所から優先的に整えていくと、家全体が整って見えます。ここからは、空間ごとに取り入れやすい収納の工夫をご紹介。

【玄関】「家の第一印象」は靴と傘の整理から

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玄関は最初に目に入る場所。靴が出しっぱなしだと、雑多な印象になりがちです。玄関をきれいに見せるコツは以下の通り。

・靴は下駄箱に収まる量しか持たない
・シーズン外の靴や、使用頻度の低い靴は別の収納へ
・収納が足りない場合は、壁面や空間を活用し収納棚を設置する

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いつの間にか玄関に増えがちな傘。ビニール傘など使っていないものは処分し、必要な分だけにしてみましょう。また、見えない場所にしまうよう工夫するもおすすめです。

写真は、玄関収納内の壁にタオルハンガーを取り付け、傘を引っ掛けて収納。玄関から傘が見えなくなるだけで、印象が変わります。

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鍵やハサミなどの小物類は、小さなボックスにまとめて下駄箱内に。「使う場所の近くで、見せない収納」を意識するだけでスッキリした玄関になります。

【リビング】見える場所だけ整える

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リビングは、日々よく使うモノが集まりやすい場所。リモコンや文房具、サプリメントなど、こまごまとしたアイテムは「出しっぱなしにしない工夫」で、生活感をぐっと抑えることができます。

写真は、カゴやボックスを使ってカウンター上を整えた例です。色や素材をそろえることで、細かなモノもごちゃついて見えず「見せる収納」でも統一感のある整った印象になります。

定位置が決まっているので、片付けも簡単です。

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写真のようにテレビボードの上に何も置かないことで、空間全体がスッキリ軽やかに見えます。また、テーブルやカウンター上などの「面」にモノを置かないよう意識すると、視覚的に入ってくる情報も減り、暮らしに余白が生まれます。全部を隠すのではなく「視線が集まりやすい場所だけ」を整えるのが、きれいに見せるコツです。

【洗面・トイレ】「すぐにしまえる仕組み」で来客時も安心

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お客様が使うことも多い洗面スペースとトイレは、サッと整えられる仕組みをつくっておくと安心です。洗面台の上にスキンケア用品や歯ブラシが出ている場合は、トレーやボックスを使って「まとめて収納」しておきましょう。

よく使うアイテムをボックスでまとめておくと、片付きやすいので、普段は出したままでもよいでしょう。

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タオルの収納は、見える場所に置くなら「色」と「畳み方」を揃えるのがコツです。画像では、オープン棚に、同じ色合いのタオルをサイズを揃えて畳んで収納しています。これなら「見える収納」でも、スッキリした印象になります。

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