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美容師が教える。年齢別で若く見える髪型とは

小林篤史(MINX銀座中央通り店)

髪型は見た目の印象を大きく変えるものです。髪型次第で実年齢よりもかなり若く見られることだってあります。女性なら実年齢より若く見られたいと思う人が多いのでは? そうした「若く見える髪型」はぜひ知りたいところですよね。そこで今回は、「若く見える髪型」について人気ヘアサロン『MINX 銀座中央通り店』のスタッフ・小林篤史さんに聞いてみました。

■老けて見えてしまう髪型の共通点

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若く見える髪型を聞く前に、まずは「老けて見えてしまう髪型」について、特徴や共通点を聞いてみました。

◇老けて見られがちな髪型とは

たとえば、20代や30代の人が「ショートでくびれのあるハイレイヤー(頭の上側の髪は短く、下側は長くして髪に段をつけるカット)スタイル」をしたり、「顔まわりにしっかりシャギー(毛先をすいていくカット)の入ったスタイル」を用いたりすると、老けて見えるかもしれません。しかしどちらも年齢によってはとても似合うスタイルですから、「老けて見える髪型」というのは一概には言えません。

「これが老けて見られる髪型だ」と明言するのは難しいものの、たとえば似合っていないスタイルやあまりうまくないカットのスタイル、セ二ング(すきバサミ)を入れすぎているスタイルなどは、老けて見えやすいものです。また、ボサボサの髪や傷んでいる髪は、張りやコシのないチリチリとした髪の毛のように見えるため、これも老けて見える原因です。

前髪はちょっとしたことで印象を変えられるポイント。たとえば「ぱっつんの前髪」や奇抜な「ショートバング(前髪を眉上でカットすること)」などは若く見える前髪です。逆に、今はやりの「ちょっと長めのシースルーバング(束感のある前髪)」や「かき上げバング(かき上げた形の前髪)」などは大人っぽい印象を与えてくれます。スタイルによってできる前髪はちがいますし、顔の形によって似合う前髪は異なります。自分の髪型に合わせて、いろんな前髪にチャレンジしてみてください。

■20~30代にオススメの若く見える髪型

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では、どんな髪型が若く見えるものなのでしょうか? ショートヘアとロングヘアそれぞれで、20~30代にオススメの若く見える髪型を解説してもらいました。

◇若く見えるショートヘア

<若見えショート写真1>

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<若見えショート写真2>

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ショートヘアは幼く見えるものなので、幼さを抑えて若く見えるようにするのがポイント。そこで大事なのが「清潔感」と「上品さ」です。もっさりしていたり、メリハリのないスタイルだと、あか抜けない雰囲気が出て幼く見えます。

スタイルとしては、首元がすっきりとしている爽やかなボブスタイルがオススメ。首元がすっきりとしていると大人らしい色気が出せますし、ツヤのあるまとまりのよい形になります。またスタイリングも簡単ですから、朝の準備にかかる時間の短縮にもつながります。チャレンジしやすいスタイルだといえるでしょう。

また先ほども述べたように前髪も重要です。大人っぽい前髪は「長めのおろし流し」の前髪が鉄板ですが、写真のような短めの前髪でもあまり幼く見えず、かわいらしくすることが可能です。顔の形や自分の雰囲気によっても変わってくるので、カットの際は美容師に相談してみましょう。

◇若く見えるロングヘア

<若見えロング写真3>

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<若見えロング写真4>

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ロングヘアーだと、3の画像のようにまとまったツヤのあるスタイルや、しっかりと「段」の入ったハイレイヤースタイルが大人っぽく見えるものです。大人っぽく見られたい人や髪の手入れを楽にしたい人、髪がパサつかないようにしたい人には、こうした大人っぽいスタイルがオススメです。

ただ、「若く見えるロングヘアー」は大人っぽいスタイルとはちがい、4の画像のように毛先が遊んでいて浮遊感があり、柔らかい印象を与えるゆるふわなスタイルです。髪をコテで巻いたり、パーマでカールをつけたデザインで、顔まわりは巻きやすいようにほどよくレイヤーを入れます。後ろはアンダー(後ろ髪の最も下の部分)に重さを残して、トップ(頭頂部)に軽さを出す重軽ベースのカットです。

コテで髪を巻く際は、髪がまとまらないようにランダムにカールを作り浮遊感を作ります。またパーマの場合はMIX巻き(内巻きと外巻きが混ざったスタイル)で緩くかけ、ワックスやクリームを揉み込むだけで簡単に作れます。

■髪を若々しく見せるためのケア方法

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髪を若々しく見せるためには、髪型以外にどんなことに気をつけるといいのでしょうか。オススメのヘアケア方法を教えてもらいました。

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