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[心理テスト]10の質問に答えてわかる「あなたのコミュニケーションの傾向」

占い

自分の会話力を深く知るための心理テストにトライ! ここでは、会話の“ペースを作る力”を診断! コラムニストのひきたよしあきさんが解説してくれます。

Bタイプ:ホメ上手な“セールスマン”タイプ

いいところ探しの達人。ホメてアゲてノセまくる。

一言でいえば、接客モード。あなたの会話は、ヨイショで始まり、ヨイショで終わるみたい。相手のいいところを見つけるのがうまく、「すごいです」「さすがです」とホメ言葉を惜しみなく降り注いでいくでしょう。ノリが軽く、たたみかけるような会話が得意で、「口がうまいんだから」「誰にでも同じことを言っていない?」など言われながらも、相手はご機嫌、関係性は上々という展開になりやすいはず。ホメトークが成立するのは、あなたが本気で相手を認めているからにほかなりません。ありきたりのホメ言葉の他に「あの時、あんなふうに頑張っていた」とか、「あの日にもらった一言が励みになっている」など、深みのある言葉がキラリと光るのです。

◎Advice
ホメられてイヤな気分になる人はいないもの。でも、同じことを繰り返し聞かされると、効果は目減りしていきます。ただ「キレイ」と言われるよりも、「上品」「優雅」など、違う表現をされるほうが響きます。ボキャブラリーを増やして、ホメ上手度を上げていきましょう。一度落としてアゲるテクも、有効です。

Cタイプ:傾聴重視の“カウンセリング”タイプ

言葉に頼らない上級コミュニケーション。

聞き役に徹するのがあなたの基本スタイルです。自分の意見や感想はもちろんありますが、できるだけ余計な口を挟まないように気をつけているでしょう。それは話し相手の意思を尊重しているから。悩んだり、迷ったりしている時は誰しもアドバイスが欲しくなるものですが、人の影響を受けずに自分の考えで決めて、実行してほしいと願っているのです。その分、決して否定しないし、介入もしないはず。ただ、磨き上げられた美しい鏡のように、澄んだ湖の水面のように、相手を映す役割を買って出るでしょう。話を聞くだけ、一緒にいるだけで、人を支え、励まし、勇気づけることができるはず。見守る強さと優しさが、会話のペースを作っています。

◎Advice
言葉ではなく、しぐさや行動で思いを伝えましょう。落ち込んでいる人、打ちのめされている人を優しくハグしたり、体を包む毛布をかけてあげたりするのは、決して余計なことではないはず。また、核心に触れないご機嫌伺いの手紙やメールも喜ばれるでしょう。何も言わないけれど、そばにいると伝えてあげて。

Dタイプ:仲間に巻き込む“フレンドリー”タイプ

会話を広げて、ご縁作り。名仲人&名プランナー。

あなたの会話のペースは、パワフルでスピーディでなりゆき任せ。自分でもどこに着地するか読み切れないでしょう。オープンでフレンドリーな人柄で、話し相手をグイグイ自分の世界に引き込んでいきます。「いい天気ですね」と挨拶を交わしただけで、キャンプに行こう、スポーツをしよう、果物狩りはどう? と一緒にやれそうなことが次々に頭に浮かび、口に出さずにはいられないはず。相手が少しでも興味を示せば、その場で話をまとめ、さらに別の人を誘ったりして盛りだくさんのプランに導きます。また、ご縁や共通点を感じると「友達に会わない?」「オススメのお店があって」など、さながらハリケーンのように自分の世界に引き込んでいきます。

◎Advice
ポジティブでプラスイメージしかない展開ですが、実際は失敗も多いはず。セッティング後に予定が詰まりすぎていることに気づいたり、引き合わせたけれど折り合いが悪く、気まずくなったりすることも。ひらめいた嬉しさですぐ動かずに、一晩寝るなどクールダウンを。頭を冷やすと、正しい答えが見えてきます。

Eタイプ:刺激をぶつける“ディスカッション”タイプ

自分の気持ちに正直に! 本音トークで絆をUP!

あなたは、対話を求めています。このため、思ったことは正直に口にするでしょう。わからないことはわからない、違うと思ったら違うとハッキリと言うはず。別に相手を貶めようとか、否定しようと思っているのではなく、きちんと話し合うことで、一緒に正解にたどり着きたい思いがあるせいです。でも、最近のモメ事や対立を避ける風潮の中、そんな真っ向勝負のような会話は、なかなか受け入れてもらえません。意見を交換し、答え合わせをしたいだけなのに、「合わない」「怖い」と敬遠されてしまうはず。議論が苦手な人が多いことを頭の隅に置いて、言い方や切り出し方を工夫する必要があります。語り尽くす面白さを伝えていく役目を買って出て!

◎Advice
楽しく話し合いに参加してもらうためには、否定から入ってはいけません。まず、いいところを10個ホメて、それから、控えめに気になるところを1つだけ話題に乗せましょう。すると、プラスの貯金がある分、耳を貸してもらえます。また、ケンカにならないように話が勝ち負けになったら、うまく負けましょう。

ひきたよしあきさん コラムニスト、コミュニケーションコンサルタント。博報堂勤務時代には数々のCMを手がけ、現在は講師としても活躍中。『「スルーされない人」の言葉力』(大和出版)など、著書多数。

※『anan』2021年10月6日号より。イラスト・oyumi 心理テスト作成・章月綾乃

(by anan編集部)

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