「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.13
「楽しませてもらうんじゃない。私が楽しませるんだ」
この言葉の効果
貴女のさらなる魅力を引き出し、貴女を「求められる人間にするため」のラブスペルです。
つまり、“人として”もっと愛されるようになるということ。
これは、「楽しませてもらう側」を卒業して「楽しませる側」にまわるという宣言にもなります。この覚悟ができると、貴女の魅力がぐっと増します。
なぜなら、私たちは誰しも「楽しいこと」が大好きだから。
芸能人やディズニーランド、すてきなカフェを思い出してください。人気があるものは、すべて楽しみを提供してくれるものなのですよ。
モテる人にしてもそうでしょう。だからこそ、楽しませる側にまわると恋愛は強いのです。
ライバルたちは「恋愛は楽しませてもらって当たり前」と考えている場合が多いです。だからこそ、貴女は楽しませる側にまわることで、ここぞという時に勝ち抜けるのです。
ラブスペルの使い方
一日の始まりや、彼をデートに誘う時など、何かの始まりに唱えましょう。決意表明のように。
そのあとの行動を「どのようにすべきか?」と考えやすくなりますし、楽しませる側としてブレずに行動できます。
デートは誘う側であってもいいし、行き先はどんどん提案してもいいし、会話も新しい話題を持ち出したり、彼を笑わせたりしたっていいのです。
面倒なのは分かります。彼に丸投げしていれば、どれだけラクなことか。
しかし、だからこそ、その重荷を彼に背負わせてはいけないのです。一緒にいると、どんどん楽しいことが起きる――ドキドキする――そんな楽しみを提供できる女性はより大切にされることでしょう。
相手を楽しませるとは、しんどい作業を引き受けることでもあります。しかし、その奥にこそ、夢のような人生は隠れているのです。ぜひ、ここぞという時に唱えてみましょう。
相手を楽しませることは尽くすことではない
相手を楽しませることと、尽くすことの区別をつけましょう。
アイドルやミッキーマウス、高級フレンチのスタッフなどを想像してください。私たちを楽しませてくれるけれど、誰一人としてへりくだった態度ではいないのが分かるでしょう。
もし召使いのように頭を下げると、相手は「そのように扱ってもいいのだ」と豹変するかもしれません。
大切なのは、“対等であるというマインド”です。
私たちは、すべての他人に対して対等に接する権利があるのですよ。同じ星の住人として。
堂々と、彼をそしてあなたに関わる人たちを楽しませてあげましょう。