心が浄化される…！ドラマ「僕の姉ちゃん」が愛おしすぎる

今週も一週間お疲れさまでした！ロカリ編集部のnemoです。

今週から金曜日の夜に、ロカリの“中の人”である編集部員の私たちが、「好きなこと」や「ハマっていること」など、フリースタイルで語る連載『ロカリ編集部のひとりごと』がスタートします。
ゆるっとしていますが熱量はたっぷりありますので、良かったら私たちのひとりごとにお付き合いいただければ嬉しいです。

私が今、1番におすすめしたいドラマ「僕の姉ちゃん」は、Amazonプライムビデオで全話一挙先行配信されている作品です。
2022年にテレビ東京で放送予定というのも楽しみですが、やっぱり全10話を一気に見られるというのは魅力的。

雑誌「anan」で連載中の益田ミリさんのマンガが原作の日常系ドラマということで、姉弟を演じる黒木華さんと、杉野遥亮さんの会話劇が見どころです。

ドラマの舞台は、ほぼお家。
両親は海外駐在中のため、30歳の姉ちゃん・ちはる（黒木華さん）と社会人1年目の弟・順平（杉野遥亮）はつかの間の二人暮らしをしています。
仕事を終えて帰宅した姉弟が、お酒を飲みながら、仕事や恋、人生について語り合うのが微笑ましい。不器用で純粋な弟の素朴な質問に対し、姉ちゃんの物事に対する独特な捉え方や、洞察力に優れた答えが毎回面白く、この姉弟の会話をず〜っと聞いて一緒に笑っていたいなという気分になります。

純粋すぎる優しい弟に「女に無意識などない！」と女の本性（？）を説いたり、落ち込んでいるときはストンと腑に落ちる温かい言葉で励ましたり、姉ちゃんが発する言葉はユーモアと愛にあふれていて心地良い。
黒木華さんのみずみずしくやわらかい声で発せられることで、姉ちゃんの言葉の中にある奥行きや温かさが伝わってきます。

そして、ドラマの別の見どころとしておすすめしたいのは、弟・順平の純朴さ。
両親や姉ちゃんに、ず〜っと可愛がられてスクスク育ったんだろうなぁというのが、彼の仕草やリアクションから伝わってきます。そうそう、ちょっぴり猫背なのも愛嬌があっていいんですよね。

お風呂上がりには、パジャマ×メガネ姿がデフォルトの順平。
スウェットパジャマをウエストインしているのを見た時は、あまりのダサ可愛さに母性本能がくすぐられまくりました。

スネたり調子に乗ったり落ち込んだり、不器用だけど真っ直ぐな順平。こんな弟がいたら、姉ちゃんみたいにからかったり、励ましたり、甘えたりしたいよなぁって思います。

「僕の姉ちゃん」は、ストーリーやキャラクターだけじゃなく、衣装やインテリア、お料理（お腹が空く…！）、音楽、映像…どこを切り取ってもこだわりやセンスが詰まっています。
姉ちゃんが着ている服や、身につけているアクセサリーのブランドが気になるなぁと思っていたら、公式Instagramで衣装が紹介されていてとっても親切！

姉ちゃんや順平だけでなく、それぞれのキャラクターの衣装が丁寧に紹介されているので、ファッション好きにはたまらないと思います。アイテムの一つ一つから、キャラクターの立体像が浮かび上がってくるので、公式Instagramをチェックしてからドラマを一周、二周するのもおすすめです。

1日の終わりに見ると、「僕の姉ちゃん」のゆったりとした世界に心がほぐれて浄化されていくのを感じます。

きれいなお水をやさしく注いでもらえるような、そんな素敵なドラマは秋の夜長にもおすすめです。

それでは、今週はこの辺で失礼します♡