コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。お肌の状態が不安定になりがちな季節の変わり目。特に秋口は、夏に受けた紫外線のダメージや気温の低下により「なんとなく、メイクのノリが悪い」「肌がくすんで老けて見える」といった悩みを感じる方が多いようです。今回は、この季節にこそとり入れたいスキンケアを、おすすめアイテムとともにご紹介します。
浸透のいい成分配合のオイルやクリームで保湿する
オイル美容のブームもあり、保湿が美肌にとって大切だという常識が浸透してきたようです。それでも、まだまだ、クリームやオイルはべたつくから使いたくない…と感じている方が多いよう。
残念なことに、多くの女性は30歳をピークに皮脂の分泌は低下する一方。潤いが不足しがちなお肌には、ジェルタイプの乳液では保湿力が足りないことがほとんどです。
べたつくのが苦手な方には、保湿効果が浸透しやすい成分配合のアイテムがおすすめ。
例えば、「スクワラン」という保湿成分は、お肌から分泌される皮脂に分子構造が似ているため、肌になじみやすいのが特徴です。
キールズの「UFCクリーム(49g 3,900円【税抜】)」(画像・左=日本上陸10周年を記念した限定エディション)は、植物由来のスクワランを配合した保湿クリーム。軽いテクスチャーながら抜群の保湿力です。
このクリームには、ほかにも南極の微生物から採れる成分「アンタークチシン」も配合。この成分は過酷な環境で水分をキープする力に優れているそう!お肌にすっとなじんでべたつかないので、朝のメイク前にも使用できます。
スクワラン配合のオイルとして、こちらもおすすめ。HABAの「高品位 スクワラン(30ml 2,500円【税込】)」(画像・右)は、オイルなのにさらさらのテクスチャー。心地よい使用感と安心の潤い効果で、美容家にも愛用者の多いロングセラーの人気商品です。
スクワラン配合でなくてもかまいません。保湿タイプのクリームをお手入れの最後に使えば、乾燥や刺激からお肌を守ってくれるので、ぜひとり入れてみてください。
炭酸入りの導入美容液で肌を整える
気温の低下とともに、化粧水の浸透がだんだん悪くなってきたと感じたことはありませんか?そんな時は、血行を促進して肌の調子を整える導入美容液を、スキンケアプロセスの最初にとり入れることをおすすめします。
例えば「エリクシール シュペリエル ブースターエッセンス(90g 2,900円【税抜】)」は、炭酸配合の泡によるマイクロマッサージ処方を採用。洗顔後すぐの肌に泡をなじませるだけで、水分を吸い込みやすい肌の状態へと整えてくれます。
すーっとした使い心地なので、朝の目覚めもすっきり!肌色のくすみやむくみなどを緩和してくれる効果も期待できるので、なんとなく調子が悪いと感じている方はぜひ試してみて。
スキンケアプロセスにリフトアップ美容液を投入する
紫外線ダメージや急な温度変化によって肌のハリや弾力が低下しがちなこの季節。フェイスラインの「たるみ」や目じりの「小じわ」など、初期エイジングをはじめて実感したのが、この季節だという人が多いようです。
20代後半・30代から始めるリフトアップケアには、「オバジ ダーマパワーX ステムリフトセラム(レギュラーサイズ 30ml 5,000円【税抜】、ラージサイズ 50ml 7,000円【税抜】」がおすすめ!
同じシリーズから、アイセラムやクリームも発売されたばかり。すでにリフトアップケアを始めているという人には、トータルケアもいいですね。より高い効果を期待できます。
また、顔全体にはまだ、これといったハリ不足を感じていないという人は、皮膚の薄い目元から、リフトアップケアをスタートしてみて!
例えば、クリニークの「リペアウェアモイスチャーリフトアイクリーム(15g 6,500円【税抜】)は、続けて使うことで目の周りを引き締めてすっきり見せてくれる効果が期待できます。たっぷりの保湿効果で、乾燥ジワもケアしてくれます。
今回は、秋口に始めたいお肌のお手入れをおすすめアイテムとともにご紹介しました。早めスタートのエイジングケアで、エイジレスな美肌をキープしてくださいね!
※記事内の商品価格は筆者購入時の価格です。