好きな人ができたなら、振り向かせたいと思いますよね。付き合うために、多少の駆け引きは必要ですが、見当違いのことをして、相手に引かれてしまう場合も。そこで、“男が逃げる女子の駆け引きLINE”というテーマで男性たちに話を聞いたのでご紹介します!
文・塚田牧夫
「実家に戻るかもしれない」
「何回か二人で会い、もうすぐ付き合いそうないい感じの男性がいました。あとひとつ、決め手となるものが欲しいぐらいの関係です。
そのころ、うちの母親が体調を崩していて、そういう話を彼にもしていたのですが、とても親身になって聞いてくれていました。“家族思いの女性がタイプ”だそうで、私はさらに家族思いアピールをしてみようと思いました。
“実家に戻るかもしれない”とLINEで送ったんです。きっと“そうしたほうがいい”って言ってくれると思ったんです。でも彼からの返信は、“遠くなるね”と……。
“三十分ぐらいだしそんなに変わらない”とフォローを入れてみたけど、そこから極端に連絡が来なくなりました」ミヨ(仮名)/30歳
「時間はいっぱいあるしね」
「六歳下の男性を好きになってしまいました。向こうは若いし、遊びたい盛り。だから焦らせちゃいけない。こっちも焦っていることを悟らせてはいけないと思っていました。
あるとき、“彼女とか欲しくないの?”とLINEで聞いてみたんです。“あまり考えていない”と返って来たので、“私も別にだな”と。“時間はいっぱいあるしね”なんて、余裕ある感じで伝えました。
でもその一ヶ月後です。その彼が結婚することになったと聞きました。彼は、遊び相手や恋人が欲しいのではなく、早く結婚する相手を見付けたかったみたいです。作戦が裏目に出ました」ヨシノ(仮名)/31歳
「送る相手を間違えちゃった!」
「一回だけエッチしちゃった男性がいて、その人を好きになってしまいました。主導権は完全に向こうが握っていました。友だちに相談したら、なんとかその主導権を取り戻す必要があると。
そこで考えたのが、ほかの男の影をチラつかせるという方法。誤送信を装って、ほかの男へのLINEを彼に送ってみることにしました。
“明日は会うの楽しみ(ハート)”という感じのLINEをして、すぐあとに“ごめん送る相手を間違えちゃった!”と送りました。これでちょっとは焦るかなと思ったんだけど……。
“何人の男と会ってんだよ”と返事が来て、“そういう子、俺は無理だわ!”と呆れられてしまいました。そこからプッツリ連絡が途絶えましたね……」カホリ(仮名)/29歳
“男が逃げる女子の駆け引きLINE”をご紹介しました。
なかなかこっちの思惑通りに進まないもの。結局、駆け引きなんてしないほうが良かった……という結果になる場合も多いので、苦手な方は無理にする必要はないかもしれません。
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