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体の関係から始まったけど…「本命に昇格できる」女の特徴 #63

恋愛・結婚

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、セフレを脱却し本命彼女の座を狙いたい25歳女子。佑雪さんの名言が出ます!

文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子

【クラブ佑雪】vol. 63

「最初は割り切っていたのに…今は本命彼女になりたいんです」

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彼氏はいませんが、数か月前に合コンで出会ったセフレがいます。会った初日から、何回か体の関係をもっています。最初は割り切っていたのですが、LINEのやり取りなどで、彼の内面にもどんどん惹かれてきて…今は本命彼女になりたいです。私に対する彼の気持ちはわかりません。怖くて聞けないのですが、でも、このままではいやなんです。昇格するために、私はどうすればいいでしょうか。
(えむちん 25歳独身 会社員)

純情は、言葉で言わなきゃ伝わらない

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「セフレ」とありますが、それってご相談者さまだけでなく、お相手との間で明確に交わした了承事項なのでしょうか? ひょっとして向こうは「彼女」だと思っている可能性とかはないんですか?

学生時代は「付き合ってください」というはっきりした申し込みがあってからの交際が多かったと思いますが、大人になってからの恋愛ってそうじゃないほうが多いんじゃないかしら? だから、体の関係から入ると、不安がつきまとう。でもね、その揺れる感じが恋だったりもして。

100%確実に彼女でありたいのなら、いかなるときも、どんなお相手とも、「付き合いましょう」の確約がない限りは寝ちゃダメなんです。で、そうやって約束のもとに付き合ったとしても、いろいろなことが起こって、気持ちが遠のいていったり、浮気したりされたりもする。「付き合う」って、なんなんでしょうね? そう思いません?

すでに恋に飛び込んでしまったご相談者さまには、アメリカンなスタイルを見習っていただきたく。アメリカのドラマを観ていると「付き合う」にも段階があって、最上級が「婚約」、その次が1対1の付き合いで家族にも紹介したりと公な関係の「真剣交際」。その次がセックスもするけど、まだ真剣交際には至らない「デートをする関係」。それ以下がセフレとかそういうことになっていくんでしょうが、ざっとこんな感じなんですね。なので、ヤッてはいるものの、真剣交際に至ってない男女が煮詰まったとき、「私たち、どういう関係なの?」「オレは真剣だよ」みたいな会話をするシーンがよく出てくるんです。

そこに至るまでを拝見していて、いいなと思うのは、段階を経て気持ちを確認し合うということでお互いの関係が成り立っているというところ。いきなり「真剣交際」からのスタートじゃない。所詮、裸にもなりあってもないのに付き合う約束したって、どうなるかわかんないじゃないですか。そこを徐々に徐々に確認しながら、お付き合いのグレードを二人で上げていくのがいいんですよね。ある程度、お互いのことがわかってきた時点で「真剣なの? どうなの?」と確認し合うのが、大人だな〜と。しかもそこでね、ちゃんと向き合って話し合うのがすてき!

ですからね、怖がってないでちゃんと伝えて、聞いたらいいと思うんです。「最初は正直、私も遊びだった。でも、今、すごく惹かれてる」って。真正面から向かってくる女に、男は嘘をつけません。もしかしたら、オレもだよと言ってくれるかもしれませんし、くれないかもしれません。でも、ここから先はまっすぐに気持ちを伝えることでしか、関係を変えることはできません。勇気を出して、がんばって!

※ お悩み募集しています。お気軽ににどうぞ!

銀座『クラブ佑雪』

藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)
元リアル銀座のクラブのホステスを経て、WEB上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママ。占い師・開運アドバイザー。初の著書となる『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)を3月29日に上梓。WEBサイト『食ベログメディア』で『出世ごはん』の連載中。

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