整理収納コンサルタントの春名 陽子です。「着られる洋服はあるけど着たい洋服がない」「朝の洋服選びに時間がかかる」一度は感じた事があるという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、毎日の洋服選びが楽しくなるような「ワクワクするクローゼットの作り方」について4つのステップに沿ってご紹介していきます。
目標設定
いざクローゼットを片付けたいと思っても、何から始めたらいいかわかりませんよね。
そんな時に実践したい最初のステップが目標設定です。
「洋服を決める時間を減らしたい」「着ている洋服だけにしたい」など目標を決める事でゴールが明確になり、整理が進めやすくなります。
整理(要・不要の判断)
次のステップが整理です。
私が実践している手放す基準は以下5点です。
①着古しているモノ
シミ・ほつれなど洗濯や裁縫でも解決できない場合、手放しています。「この洋服を着て人に会えるか」を意識すると整理が進めやすくなります。
②以前の好みのモノ
20代で着ていた洋服が30代でもしっくりくるとは限りません。
③体型に合わないモノ
「丈が短くもう着ない」などはっきりした理由が浮かぶモノは手放しています。
④何年も着ていないモノ
着なくなった理由を考える事で、次買う時に同じ失敗を繰り返さなくなります。
⑤コーディネートが浮かばないモノ
今ある洋服で合わせられないモノ、合わせる洋服を買うほどでもなく何年も着ていない場合は手放しています。
手放す事に迷った時は、その洋服を着て1日過ごしています。
手に取るだけで判断しづらい場合は、実際に着てみる事をおすすめします。「まだ着られる」と「まだ着たい」は別物と知ってから、「高かったから」「いつか着る」という執着を手放す事が出来ました。
洋服選びの基準の明確化
3つ目のステップは、洋服を選ぶ基準を明確にする事です。整理しても、気づけばまた洋服が溢れてしまう方は多いと思います。
「残す理由」と「手放す理由」を考えモノと向き合う事で、購入時の洋服選びが慎重になります。
整理はいわば、【自分を知る作業】です。
・インナーに気を遣えないから、大きく開いた洋服は避ける
・チクチクするモノは着なくなるから、素材が気になったら購入しない
このように、自分を知ると購入時の失敗が減ります。
また、
・お得さで買った
・試着せず買って合わなかった
など、過去の自分の行動を認識する事も大切です。