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セックスレス夫婦が餃子を作る…お腹がグッ~となる「料理マンガ」3選

ふと現れる料理シーン。丁寧に、さりげなく織り込まれているからこそ、心を掴まれ、深い印象を残す。そんな「思わず作って食べてみたくなる」料理描写が光る最新作を、マンガのプロに伺いました。

カルチャー

今読むべきマンガを知り尽くした2人が選ぶ、料理シーンが印象的な作品の共通点は、

「マンガという墨一色の世界で、食べ物をおいしく描くのは至難の業ですが、一流の作家はやってのける。読者がそそられるよう仕掛けられた、絵、文脈、付随する情報を使った巧みな罠は、本当に見事なものです」(女子マンガ研究家・小田真琴さん)

また、誰かに作ってあげるシーンにもカタルシスがある、と語るのは、漫画ライターの門倉紫麻さん。

「料理を作った人が息を詰めて相手の反応を待つシーンでは、マンガを読む私も作り手と同じ気持ちでドキドキします。そして、相手から“おいしい”の一言が出ると、ものすごく気持ちいい!」

そんな幸せな食卓風景が垣間見える話題の3作をご紹介。

小田さんセレクト『スナックのおつまみ×その女、ジルバ』

酒飲みにはたまりません!珠玉の“おつまみ描写”

ホステスの平均年齢は70歳以上! そんな店に40歳の新人(?!)ホステスのアララが入店。戦後から平成まで、店を守る女性たちの強く生きる姿を描く。「スナックで出されるおつまみの描写が多いのですが、特に3巻に登場するこのシーンは、最も秀逸な場面。優れたマンガ家はフード描写が上手い。有間先生、天才です」

全5巻 有間しのぶ 552円~/小学館 ©有間しのぶ/小学館

小田さんセレクト『Artiste アルティスト×プロの一皿』

繊細さと疾走感が溢れる、厨房の描写から目が離せない。

腕は一流なのに心が弱い、パリの高級レストランで働く青年・ジルベール。そんな彼が、仲間たちとともにフランス料理という芸術品を作っていく料理成長物語。「厨房の描写が丁寧で、圧倒的なリアリティがあります。マンガも料理も、素晴らしい作品は、繊細さの積み重ねの上に成り立っているものなんですよね」

1~3巻 さもえど太郎 620円~/新潮社※12/7に4巻が発売予定。©さもえど太郎/新潮社

門倉紫麻さんセレクト『1122 いいふうふ×おうち餃子』

共に料理を作り、食べる。結婚生活の喜びを料理で描く。

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