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たった1分で脂肪燃焼効果UP! 痩せ体質をつくる“ねじれ筋のばし”3選

美容

痩せ体質になるための新たなキーワードである“ミトコンドリア(細胞内小器官)”。体温アップにもつながるミトコンドリアをどんどん増やすために、インナーマッスルをねじって伸ばして!

今村匡子さんが、椅子1脚あればできるananオリジナルのメソッドを考案。働くanan世代が凝り固まりがちな、脚の裏側、太もも、二の腕を中心に、ミトコンドリアを増やす1分ねじれ筋のばしをご紹介します。

ストレッチ1:椅子でひざ裏のばし

ふくらはぎのヒラメ筋を伸ばして、脂肪燃焼効果UP!

POINT
筋肉の中でも大きな部位、ふくらはぎのヒラメ筋には、大量のミトコンドリアが存在する。これを増やすには、ひざ裏からふくらはぎ部分を伸ばして足首の動きを改善し、足首の可動域を広げること。ハイヒール愛用者にもおすすめ!

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1、椅子の背もたれを使って足首の角度を厳守。
椅子に片足を乗せ、足の裏を椅子の背もたれにつけて、足首を90度に曲げてキープ。そのままつま先を45度外側にねじってスタンバイ。足を乗せた状態で、カラダが真っすぐに立つように確認して。

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CHECK
足首は90度に保ち外側に45度傾ける。

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2、足首をねじったままゆっくりお辞儀をする。
お辞儀をするようにカラダを倒して、座面や背もたれなど無理のない場所をつかみ、1分間キープ。反対側も同様に。慣れてきたら上半身をより脚に近づけるようにして。ひざが曲がらないように注意。

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NG
ひざが曲がっている。

ストレッチ2:椅子で太もものばし

股関節を動かして、恥骨筋、短内転筋を伸ばし、脂肪燃焼効果を高める。

POINT
椅子に座り前屈して太ももを伸ばすねじれ筋のばし。長時間のデスクワークなどで、座りっぱなしの姿勢が引き起こしがちな骨盤後傾を解消し、脂肪燃焼効果を上げる。骨盤を起こして座ることで、腸腰筋の活動を促す。

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1、股関節を開いて足を大きく広げて座る。
椅子に座り足を広げ、股関節を開く。かかとは椅子の前脚の前につけ、つま先は外側に向ける。お尻を最大限後ろに下げて座り、坐骨が浮きそうになるのが正しい位置。太ももで座る感覚でOK。

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2、お辞儀をして太ももの前側を伸ばす。
胸を張ったままお辞儀をして、床に手のひらをつける。難しい場合は、足首を触る程度から始めてOK。その姿勢を1分間キープ。背中が丸くならないように注意して、自然に呼吸を続けながら行うこと。

ストレッチ3:椅子で腕のばし

肩の深部や小胸筋を伸ばして肩甲骨の動きを改善。

POINT
肩の関節と、インナーマッスルの塊ともいわれる小胸筋(肋骨~肩甲骨の烏口突起に付着)に総合的にアプローチし、ミトコンドリアを活性化。動きが制限されやすい左右の肩甲骨の可動域をUP。特に猫背の人におすすめ。

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1、椅子と背中合わせに立ち、背もたれを握る。
椅子の背面に背を向けて立ち、足を前後に軽く開く。どちらの足が前に出てもOK 。椅子の背もたれを後ろ手で、小指が上になるように握る。この時、腕全体がねじれていることを確認して。

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2、椅子を握ったままストンとしゃがむ。
1の姿勢から、お尻をストンと落とすようにしゃがむ。握った手の位置より、肩が低くなっているのが理想の姿勢。1分間キープ。上半身を丸めず、耳、肩、お尻を結ぶラインが一直線になるように。

NG
顔を下に向けない

今村匡子さん あさひ整骨院 日本橋浜町院院長。柔道整復師、鍼灸師。21歳より整骨院でのキャリアをスタートし、32歳からは女性の体型改善や産後ケアに特化した現職に。

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今村さんの著書『やせたいなんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし』(サンマーク出版)。15万部超の話題の一冊。

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