+1°Cのために、できることからはじめよう! すぐに試せる温活生活のポイントをご紹介します。
“色の濃さ”で見分けよう。おすすめ“温活おやつ”たち。
仕事や家事のブレイクタイムに、小腹を満たしてくれるおやつ。せっかく食べるなら、カラダをあたためてくれるものを選びたい。
「漢方では、食べ物は“陽性食品”と“陰性食品”とに分けられます。特に黒糖やチョコレートなど、色の濃いものには陽性食品が多く、代謝を上げてくれるミネラルなどの栄養素が豊富。逆にケーキやシュークリームなどの白っぽいものは、牛乳や白砂糖などの陰性食品を原料としているため、カラダを冷やします。上にピックアップしているような色の濃いものを選んで」(イシハラクリニック副院長・石原新菜さん)
【ドライフルーツ】
パイナップルやマンゴーなど、南国のフルーツは陰性食品。でも乾燥して水分が抜けているため、陽性が強まり◎。
【黒糖】
ミネラルが豊富。そのままひとかけ食べるか、紅茶やココアに入れて飲んでもカラダがあったまっておいしい。
【根菜の乾燥チップ】
秋冬に旬を迎える根菜類は、冷え予防に最適な陽性食品。乾燥チップだとおやつ感覚で食べられる。
【チョコレート】
カカオポリフェノールの強い抗酸化作用で血流を促進、動脈硬化も予防してくれる。高カカオのものを選んで。
【あんこの入った和菓子】
小豆に含まれるサポニンに利尿作用があるため、むくみからくる冷え解消にも効果的。
カラダの中からじんわり温活。“飲む温活”であったまりたい。
「日中のつらい冷えを撃退するには、カラダの内側からあたためるのが一番。特に血行を促進する成分を含む飲み物がおすすめです」(石原さん)
そこで注目したいのが、漢方でも使われる生薬のチカラ。
「有名なのはショウキョウ(生姜)やケイヒ(シナモン)。これらを普段飲んでいる紅茶やココアにプラスするだけで、手軽にあたため効果をアップさせることができます。さらに、血管を拡張してくれる作用を持つ高麗人参や、カッコンの名前で知られる葛(くず)、トウキ(当帰)、シャクヤク(芍薬)なども、冷えの改善には効果的。飲み物やサプリメントなどで、積極的に取り入れましょう」
【当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)】
血行促進効果のある生薬が、冷えとむくみに同時アプローチ。クラシエ当帰芍薬散錠【第2類医薬品】錠剤24日分¥4,000(クラシエ薬品 TEL:03・5446・3334)
【葛(くず)】
奈良県産の「大和茶」と吉野本葛を100%使用したお茶の葛湯。食物繊維もたっぷり。Fiber‐Rich大和茶本葛湯115g¥1,547(ファンファイバー TEL:0120・355・433)
【高麗人参(こうらいにんじん)】
発酵高麗人参を使用した、ほのかな甘さのミルクティー。カフェインレスなので就寝前にも◎。高麗人参ミルクティー10袋入り¥1,000(オルビス TEL:0120・010・010)
“あたためガジェット”、最新事情をお届け。
家電業界からは、この冬もバラエティ豊かな温活グッズが続々と登場中。そこで、読者のクチコミを元にリサーチした最新の“あたためガジェット”を厳選してご紹介します。女子向けのキュートなデザインのものから、機能性にこだわった本格派マシンまで…これがあれば、寒い日も快適に過ごせること間違いナシ!
「実はこれ、猫をモチーフにしたヒーターなんです! 腰や首など、冷えやすい部分に巻き付けて使用できます。USB電源なのも◎」(24歳・受付)。ルルドふわポカハグにゃん¥4,500(アテックス TEL:0120・486・505)
「オフィスのデスク下に置いています。人感センサーでオンオフができ、スイッチを消し忘れても安心」(30歳・事務)。カルム セラミックファンヒーターW11×D9.2×H20cm¥4,167(フランフラン TEL:0120・500・924)
「まるでヘッドホンのような見た目の首元ウォーマー。スイッチを入れると、熱を持ったプレートが首の血管を瞬時にあたためてくれます」(28歳・営業)。ネック冷却クーラー&温めウォーマー¥7,980(サンコー TEL:03・3526・4321)