こんにちは。和菓子女子のせせなおこです。
こんにちは。和菓子女子のせせなおこです。
和菓子が大好きな私ですが、和菓子の魅力は見ているとなんだかやさしい気持ちになる、「和(む)お菓子」であるということ。この連載ではそんな「ついつい食べたくなってしまうような、おいしくてかわいい和菓子」をご紹介します。2018年も残すところあとわずか。第8回目は、今年一年を振り返りながらゆったりと温まる白玉ぜんざいを紹介します。
「白玉専門店」の白玉は格別の美味しさ
今回紹介するのは、白玉屋新三郎の冬にぴったりの商品「暖々白玉」。白玉屋新三郎はなんと江戸時代に創業したという熊本県にある白玉の専門店です。白玉好きの私ですが、ここのお店の白玉は本当に格別。もちもちとした弾力ある白玉は真っ白で美しく、みているだけでうっとりしてしまいます。
元々は白玉粉を販売するお店でしたが、最近は白玉スイーツとして、あんこやきな粉と食べる冷たい白玉、そして今回紹介するあたたかい白玉が販売されています。
暖々白玉の種類は全部で5種類。オンラインショップでは1個から購入することができます。今回は一番小さい箱に3種類をセレクトしました。
3種のぜんざいを食べて身体もほっこり
まず1つ目は「赤の白玉ぜんざい」。こちらは一般的なつぶあん小豆のぜんざいです。濃厚な粒あんと白玉が絡み合いぜんざいをたっぷりと堪能できます。
2つ目は「白の白玉しるこ」。こちらは珍しい白あんのぜんざいです。白とピンクの紅白の白玉がかわいらしく、なんだかおめでたい気持ちになります。小豆の粒あんに比べるとさらっとした印象でした。
3つ目は「抹茶白玉ぜんざい」。上部には緑が美しい濃厚な抹茶。下の方には大粒小豆がたくさん入っています。ちょっと変わったぜんざいを試してみたい方にオススメです。
あたたかいスイーツはどうしても甘く感じてしまいがち。そんな時はほんのひとつまみ塩を入れてみてください。あんこの甘さが抑えられ上品な甘さに早変わり。緑茶やコーヒーに比べて、ぜんざいは体温が上がり、かつ、持続性がある優れもの。ぜんざいを食べて寒い冬もほっこりと乗り切りましょう!