例年に比べ温かく感じる初冬。そんな折、これからのパーティーシーズンに合う商品を探していたところ、NHK「あさイチ」でなんと「たこ焼き」に合わせて飲む!?という斬新なスパークリングワインが紹介されていたので、興味津々で取り寄せてみました。
たこ焼きにぴったり!?大阪生まれの本格スパークリングワイン
例年に比べ温かく感じる初冬。そんな折、これからのパーティーシーズンに合う商品を探していたところ、NHK「あさイチ」でなんと「たこ焼き」に合わせて飲む!?という斬新なスパークリングワインが紹介されていたので、興味津々で取り寄せてみました。
大阪から届けられたその箱を開けると、良い意味で予想を裏切るオシャレなデザインにまずびっくり。でも良く見るとやっぱり丸い金色の「たこ焼き」に、シルバーの「爪楊枝」が今にも刺さりそうになっている図柄なんですね(笑)。もう、中身を飲む前から心を鷲掴みにされちゃいますーーー。
そして王冠でできた栓を勢いよくポンっと抜くと、ふわっとさわやかな香りが広がります!はやる気持ちを抑えながら、ゆっくりとお気に入りのグラスに注ぎ入れ、その黄金色に輝く液体を口に含むと「何これ?美味しい!!」。キリっとしていて、でも辛すぎないふくよかなテイストなんです。そして即座に自家製「たこ焼き」をほうばれば、な~るほど!たこ焼きの甘いソースに、中口の「たこシャン」が良く合う、合う。
たこ焼きとシャンパーニュをもじったユニークな商品名から、その味に対してちょっと油断をしていた私は、この複雑な香りの骨のあるスパークリングワインにとにかくびっくりして、急いでこの商品について調べたところ…、大阪って実は日本有数のぶどう産地であり、中でもデラウェアの生産が多い土地なんですね。しかし、ここにも高齢化の波が押し寄せ耕作放棄地が増えて困っていたそうです。そこで大正3年創業の地元老舗「カタシモワイナリー」が、デラウェアを使ったワイン作りに乗り出したとのこと。でもあのデラウェアですからね、子供の頃に小さな粒をプチプチと枝からもぎっては食べた記憶がありますが、ワインともなると容易には想像できないですよね。やはり「カタシモワイナリー」でも何度も試行錯誤を繰り返し、商品名も変えたりした結果、2010年には1週間で2万本も売れる大ヒット商品となったそうです。
大阪のぶどう畑を守りたい、そんな真面目な思いから、真面目に作られたこのスパークリングワインは、何だか最後に照れ隠しのようにユニークな名前が付けられていますが、中身は間違いなく本物。ぜひこの冬、流行りの「たこパ」を開いて、相性良しの国産デラウェア100%のスパークリングワインと合わせて盛り上がってください!