二宮ゆみ
気になる男性にLINEをするとき、「なんて送ろう?」と悩む女性は多いはず。元人気ホステスで恋愛コラムニストの二宮ゆみさんに、男心をつかむLINEの送り方を解説してもらいます。今回は、男性が「返信しなくていいや」と思ってしまうLINEについて。
はい。きました。
「悩みすぎてなにがNGかわからなくなってしまう症候群」。
わかります。
彼のことが好きすぎて、当たり前のことすら考えられなくなるの、よーくわかります。
でも。ここはひとつ、シンプルに考えましょ。
あなたが「はいはーい」って言いながらLINEを閉じるような連絡が、ズバリ返信不要の内容です。男性だろうと女性だろうと、若かろうとお年を召していようと関係ありません。そんなのだいたいみんな一緒です。
「おはよう」ってひと言だけのLINEが毎朝きたら?
一週間後には、「あー…おはよー」ってつぶやいてスマホをポイってしちゃいますし、「今日は異業種交流会の後に一見さんNGの寿司!」とかいきなり俺通信全開のドヤLINEがきたら……、「あーそうっすかー、なかなかのイキり度合い、感服でーす。あーハイハイすごいすごーい……」って、完全棒読みでスルーしたくなりませんか?
同じことです。
ただの「挨拶LINE」なんかムダだし、「お昼休憩中ー!」というメッセージと共にサードウェーブ系コーヒーの写真を送ったり、「今日はイタリアンで女子会だよー!」と充実アピールをしたりなど、オシャレでスタイリッシュなあなたの日常をいくら送ったところで、彼の心にはまったく刺さりません。
LINEは基本、会話です。当たり前ですが画面の向こうには相手がいて、その相手はあなたの「私通信」なんか望んじゃいません。
返信がほしいなら、相手が楽しいと思えるような会話を意識してください。どうしても近況報告に返信がほしいなら、奇跡的にかわいく撮れたあなたが入った写真を送っておきましょう。かならず釣られて、返信がきますから(笑)。
(二宮ゆみ)