恋人と意見が衝突したら… 自分の思いを上手に伝える3つの方法

お互いに好きで交際している相手でも、たまには意見の食い違いがあるもの。恋人と意見が衝突したとき、喧嘩にならずにスムーズに話を進めるにはどうすればいいのでしょうか？

自分の思いを上手に伝える方法を、fumumu取材班が聞いてきました。

「私もたまにやってしまうけど『普通はそんなことしない』『常識的に考えてありえない』など、自分の意見が世間的に正しいとアピールするのは避けたほうがいいと思います。
相手からしたら、あなたの持っている常識なんて知らないし…って感じですよね。相手にもそれまでの人生で培ってきた常識があるから、お互いの常識をぶつけ合っても仕方ないんじゃないでしょうか。
相手に求めていることがあるなら、世間の意見として伝えるのではなく『私はこう思う』『私はあなたにこうしてほしい』と、自分を主語にして話したほうがスムーズですよ」（30代・女性）

「意見が衝突して喧嘩になりそうなときは『自分の気持ちを伝える』ことを目的にするようにしています。それを意識しないで感情のままに話を続けると、私の場合『相手を論破する』ことを目的にしてしまうときがあるんですよね。
相手に自分の意見が正しいと認めさせても、勝負じゃないんだから意味がないのに…言葉で打ち負かそうとすると、いつか相手から『この人とは話し合いにならない』と見限られてしまうんじゃないでしょうか。
相手の考え方を変えなくても、こちらの気持ちが相手に伝われば話し合いは成功だと思うから。『自分のほうが正しい。だから同じ意見になって！』ではなく『私の気持ちを知ってほしい』と伝えることで、気持ちが届きやすくなると思います」（20代・女性）

「私は頭の回転が遅くて咄嗟に返答ができないので、言いたいことが詰まったときは『考えるからちょっと待ってね』と頭の中を整理する時間をもらいます。
気持ちが固まっていないまま話すと、思っていないことが口から出たり、自分の意見がねじれて相手に伝わってしまったりするから。私は文字にすると思考が整理されるので、頭の中だけで考えても答えが出ないときは、スマホのメモに書き出しています。
いつまで待てばいいのかわからないと相手も困るので『◯分待ってくれる？』『考えがまとまったら連絡するから待ってほしい』と伝えておくといいですよ」（20代・女性）

近しい環境で育った兄弟でも、考え方は個々で違います。別々の環境で生まれ育った恋人同士なら、お互いの常識が違うのは当たり前と言えるでしょう。

相手の価値観を理不尽に否定せず、自分の素直な気持ちを伝えられるように意識したいですね。