季節の変わり目は自律神経が乱れやすく、メンタル不調になりやすいと言われています。
メンタル不調を予防するためには、日ごろから自分の状況を観察し、普段との違いに気づくことが大切なのだとか。
fumumu取材班が、心が壊れ始めているサインについて、経験者たちに詳しい話を聞きました。
①疲れているはずなのに眠れない
「過去、漠然とした不安に苛まれ、疲れているはずなのに眠れない日々が続いたことがあります。考えても思い当たる節がなかったので放置していたのですが、ある日突然、会社で意識を失ってしまって……。
眠れないということは、身体を休められていないということ。身体の限界が来る前に、専門家に相談した方がいいかもしれません」(20代・女性)
②夢見が悪く夜中に何度も起きる
「夢見が悪く夜中に何度も起きる状態は、健全とは言えません。起きている間は問題から目をそらしたり、自制できているだけです」(30代・女性)
③食事の味がせず食欲もわかない
「うつだった時は、食事の味を全く感じませんでした。美味しくないので食欲もわかなくて、飲み物を飲むばかり。
でも、そうこうするうちに固形物を食べられなくなり、病院を受診しました」(20代・女性)
④お酒の量が増える
「お酒を飲む量が増えるのは、心が壊れ始めているサインかもしれません。酔っている間は、気を紛らわせることができるので。
健全な時は晩酌することもなかったのに、自粛生活で一晩にワイン1本を空けるようになってしまった私。休日も昼間から飲むようになり、仕事の昼休みにはノンアルコール飲料を隠れて飲むようになった時、自分のヤバさに気付きました」(30代・女性)
⑤涙もろくなる
「自立神経失調症になる前は自分でも驚くくらい、涙もろくなっていました。コロナで一人の時間が増え、ビフォーコロナの日々を思い出しては涙する日々……。
今思えば、診断を受ける前から、心が壊れていたのだと思います」(20代・女性)
自分は大丈夫と思っている人ほど、ケアが遅れてしまうことも……。一つでも当てはまった人は、早めに原因を見つけ、解決方法を探した方がいいかもしれません。