整理収納アドバイザーのmaikoです。すっきり暮らしたいと思っても、欲しいモノがたくさんあったり、必要なモノを揃えていたら結局モノが多くなってしまったり…なんてことも多いですよね。そこで今回は、「すっきり暮らすためのモノ選びのポイント」をお届けします。
「あったらいい」はなくても大丈夫
「すっきり暮らしたい」と思っていても、街やSNSには素敵なモノがあふれ、「こんなモノがあったらいいな」と、次々に欲しいモノがでてきてしまう…なんてことも多いですよね。
しかし、思いつくままに欲しいモノを手に入れても、一時の満足感を得られるだけで、必ずしも心地よい暮らしに結びつくとは限りません。楽しいはずの買い物も、気づかないうちに物欲を満たすことが目的になってしまっている…なんてことにも。
そこで心に留めておいてほしいのは、「“あったらいい”はなくても大丈夫」ということ。
「あったらいいな」と思うモノはたくさんあるかもしれませんが、実はなくても困らないモノがほとんどです。
勢いで買い物するのではなく、本当に必要なモノや、暮らしを心地よくしてくれるモノを選ぶのがすっきり暮らすことにつながります。
使い道の限定されないモノを選ぶ
すっきり暮らすといっても、モノが必要なのはもちろんのこと。しかし、便利だからとなんでも揃えようとすると、モノは増えていく一方です。
すっきり暮らすには、なるべく、使い道の限定されないモノを選ぶのがポイントです。
〇〇専用、△△用のなどと使い道が限定されたモノは、目的別に使い分けなくてはいけないため、活用の場が少ないわりに、モノの量は多くなってしまいます。
多くのモノを持っていれば、その時々で対応できると思いがちですが、たくさんのモノを使いこなすというのも実はかなりハードルの高いこと。
それどころか、モノが多ければ、どこに何があるか、どんなモノを持っていたかを把握できなくなり、「結局必要な時に使えなかった…」などということも起こります。
どんなジャンルのモノでも、結局は「基本的なモノ」や「シンプルなモノ」が、活躍する場が多く、応用もきくはずです。
使い道の限定されないモノを選んで、少ないモノを多くの場で活用できるとすっきり暮らすことができますよ。
インテリアは普段使いのモノにこだわる
すっきり暮らすには、なるべくモノは増やしたくないもの。しかし、すっきりした部屋は、時に殺風景にも見え、インテリア的には物足りないと感じることも。
そんな時には、飾る目的のインテリアを増やすのではなく、普段使うモノにインテリアの要素を取り入れるのがおすすめです。
例えば、部屋に必ずあるゴミ箱やティッシュケースなど、普段使いしているモノをデザイン性のあるモノに変えてみたり、小物ケースなどの何気なく使うモノをこだわって選んだり。
普段使いのモノでインテリアを楽しめれば、必要以上にモノを増やさずに、すっきり暮らすことができます。
普段使いのモノこそ、ちょっと贅沢をしていいモノを選ぶと日々の暮らしも楽しくなるはずです。
すっきり暮らすことは、モノを増やさないことにこだわるのではなくモノの選び方にこだわることが大切。
上手にモノ選びをして、すっきり心地よい暮らしを体感してくださいね。