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いや~な新年会接待、断りたい…秘書100人の「うまい逃げ方」9選

ビジネスマナーを秘書100人に調査! ぐるなびが運営する日本最大の秘書コミュニティ「こちら秘書室」の秘書さんたちにアンケートを実施しました! 現役秘書直伝の“めっちゃ使える”ビジネスマナー、今回のテーマは、接待のお誘いを受けたときの「失礼のない断り方」。秘書さんたちが使っている断り方の実例をご紹介!

もし接待に誘われたら…?

接待のお誘いを受けたとき、どんなふうに断っていますか? 上司から参加をお願いされる場合もあれば、取引先から直接ご案内が届くこともありますよね。どうしても行けないとき、あるいは行きたくないとき、どんなふうに断れば角が立たないのでしょう? そこで、ビジネスマナーを知り尽くしている現役秘書さん100人に「失礼のない断り方」を聞いてみました!

秘書お墨付きの「断り方」は…?

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身の丈に合わないので…

「お声がけありがとうございます。私には身の丈に合わない場かと思いますので恐れながら遠慮させていただきます」(32歳・情報系)
「大変光栄ではございますが、私が参加させていただくには大きなお席ですので、今回は辞退させていただきたいと存じます」(40歳・IT系)

アンケートで多かった回答が、自分の立場ではふさわしくない、と謙遜して辞退を申し出るパターン。これならば、先方を立てている形になりますので、角が立たないですよね。

若輩者なので…

「ご指名頂き、身に余る光栄です。しかしながら、私のような若輩者ではまだご同席させて頂くには未熟ですので、ご遠慮させていただきたいです…」(44歳・製造業)

こちらも同じように謙遜した言い回しで断るパターンです。ちなみに、ビジネスの場で使われる「若輩者」は、ふつう年齢ではなく経験などが浅い「未熟者」を指します。ある程度の経験を積んだ人が謙遜して使う言葉なので、入社したての若い人が使うのは避けたほうがよさそうです。

力不足なので…

「私のようなものが分不相応ですので……」(33歳・金融)
「みなさま方の中に私では力不足で心苦しいので……」(48歳・団体)

「力不足」や「分不相応」など、謙遜の言葉もいろいろありますね。「力不足」と同様に「役不足」という言葉も使いがちですが、「役不足」は、その人の本来の力量に対して役目が軽すぎることを表す言葉。いまでは正反対の「力不足」を表す言葉として使う人も増えていますが、正しい表現ではないので注意が必要です。

緊張してしまうので…

「私が行っても何の力にもなれず、緊張してしまうばかりなので、出席を控えようかと思います」(48歳・海運)

単に謙遜するだけでなく、「緊張する」という個人的な感情を入れるのも悪くないですね。正直な人柄を先方に与えることができそうです。

私よりも適任が…

「私よりも適任がいるかと存じます! あまり接待のような場所は慣れていないもので、今回は辞退させてください」(30歳・建設業)
「せっかくお誘いいただきましたが、私より○○さんのほうが先方と懇意にされているので適任ではないでしょうか」(56歳・運輸業)

謙遜して、さらに他の人に振るという断り方です。ただ、身代わりにされた人にはちょっと恨まれるかも……。

お酒が飲めないので…

「お酒も飲めずかえって気を遣わせてしまうこととなりますため、恐縮ながらこの度は遠慮させていただきます」(44歳・情報通信業)
「申し訳ございませんが、アルコールアレルギーの為、お酒の席は失礼させていただいております」(34歳・教育)

お酒がダメと言われたら、先方も誘いづらいですよね。やんわりと断る方法としてよさそうです。

お邪魔になるので…

「人数が多くなりますと、あまりお話はできなくなってしまいませんでしょうか。お邪魔になってしまいますので、今回は失礼させていただきます」(47歳・商社)
「私が席にいてはできない案件等のお話もあるでしょうし、今回はどうぞ辞退させてください」(31歳・法律事務所)

こちらも謙遜タイプの断り方です。でも、先方は邪魔ではないから誘っているので、この断り方では切り返されるかも……。

面識がないので…

「せっかくの機会なのですが、私は先方の方とほとんど面識がなく、相手の方も気を遣われるかも知れません。申し訳ございませんが今回は欠席をしてもよろしいでしょうか」(37歳・製造業)

上司から接待への参加を促された場合に使える断り方です。面識がなくても、接待の場で先方に紹介したいという意向があるかもしれないので、そんなときは逃げずに出席しましょう。

予定があるので…

「ご一緒させていただきたいのは山々なのですが、あいにくその日は他に予定が入っており、日程調整が難しい状況です」(33歳・IT系)
「参加してみたいですが、子どもが待っているので……夜は難しいです」(38歳・金融)

これらは、もっともスタンダードな断り方ですね。あいまいに「予定・先約」といったり、具体的に家族の用事を伝えたり、自分なりにアレンジして使えそうです。

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