恋愛したいと思ったら、まずは出逢いを増やすことですよね。でも、会っても会っても「この人かな??」と迷う場合、そもそも相手と自分の相性を正しく見られていない場合もあります。では、相性チェックをスムーズにするためにどんな準備が必要なのか。3つの項目をご紹介します。
長続きカップルになるために、合コンや紹介の前にチェックすると、相性チェックがはかどること
【おおしまりえの恋愛道場】vol. 166
新しい出逢いを探していたら、やっぱり合コンや人からの紹介を受ける機会ってありますよね。でも、ただやみくもに人との出逢いを重ねるよりも、その前に少し自分のことを振り返っておくと、より効率的に相手との相性を確認できるかもしれません。
今回は、そんな相手と自分が恋愛に発展するかどうかを早めに見抜く、チェック項目を3つご紹介します。
自分の恋愛タイプを確認しておく
最初にチェックしておきたいのは、ご自身の恋愛タイプが「一目惚れ系」か「じわじわ系」かです。
一目惚れ系の場合、これからご紹介する内容がどんなに当てはまった相手だとしても「ピンときた!」がないと、恋愛に発展しない可能性があります。また一目惚れ系は言ってしまえば感性重視の恋愛をするので、頭で考えて相手を見ると、間違った判断につながりやすいです。
じわじわ系の場合、新しい恋愛という刺激に飛び込むよりも、自分の中の不安感や緊張をほぐすのが先だったりします。相手を知って安心できないと親密な関係になれず、恋愛が始まるまでの時間が必要になります。
このタイプは慎重に相手を見てから判断したいタイプなので、合コンといった時間制限のある飲み会はそもそも相手を判断するには時間が足りないことも多いです。つまり、そういう自分のペースをわかったうえで場に望めればOK。自分がじわじわ系なら「もう1回会ってもいいなと思えればいいか」というレベルで望めると、その出会いの場は有意義なものになるかもしれません。
気にしないことを決めておく
続いてチェックしたいのが、「気にしないこと」を先に決めておくことです。
たとえば相手の奢りかどうか、LINEを向こうから聞かれるかなど、本来相性とは関係ない部分は、最初から「どっちに転んでも気にしない」と決めておいた方が気持ちはブレなくて良いでしょう。
女性の多くは恋愛対象として男性を見ると、普段フラットに人と出会った時よりも、見る目が厳しくなる傾向があります。親密な関係を築く相手を選ぶわけですから当然なのですが、だからといって完璧な相手なんてこの世にはいません。もっと柔軟に相手を見られるよう、余計な雑音は先に取り除いておくのが吉です。
あくまでも重視して見るべきは、相手と自分の相性である。これを忘れず、相手のちょっとした所作や当たり前っぽい恋愛のセオリーは脇に置いておきましょう。
絶対ゆずれないことを考える
気にしないことをチェックしたら、同時にゆずれないこともチェックしましょう。
趣味が合うとか、結婚願望が強そうとかでも良いですし、仕事に打ち込んでいる人、マイペースなタイプとかでもOK。とにかく自分の過去の恋愛とか理想のタイプを振り返り、「こういう人と結ばれたい」というタイプをいくつか出しておきます。
この時のポイントは、自分軸で出し切るということ。「イケメンがいい」とかでもいいんです。普通ならあまり歓迎されない条件でも、自分の中で絶対譲れない項目だと感じるなら、きちんとそれを出しておきましょう。
こうした項目は、より具体的かつ本能的であればあるほど良いです。なぜなら、本能が望む条件であるほど、それを無意識でも表層意識でも認識することになり、より理想の相手を引き寄せたり、そういう相手に出会った時気づきやすさにつながるからです。
だからこそ、世間の常識とかふんわりした理想ではなく、しっかりとした自分軸で出し切る必要があるのです。ぜひゆっくり考えてみてください。
いたらいいな〜という軽やかさで望む
3つの項目を出したら、いざ初対面の場へ向かいますが、最後に1つポイントがあります。それは「絶対いい出会いにつなげるぞ!」ではなく「いたらいいな〜」という軽やかな気持ちで望むことです。
なぜかというと、絶対達成するぞといった気合が入りすぎると、自分の放つエネルギーが重たくなってしまい、逆にチャンスが逃げてしまいやすくなるからです。準備を万全にして、当日はその時の瞬間瞬間にお任せ。そのくらい軽やかで柔軟なノリで出逢いの場には望みましょう。
3つのチェックポイント、普段から考えていたでしょうか。
恋愛したいと思っても、意外と自分を振り返ったりする時間を取らない人って多いです。でも、“いい人”って定義が人それぞれ違いますから、具体的にしておけた方が、ブレもなく相手を見られるようになるのでオススメです。出逢いの春、ぜひ自分を振り返り、素敵な恋愛を引き寄せてくださいね。
おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト
10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。