椅子として座ったり、ミニテーブルにしたりと、1つあると便利なスツール。今回は、それだけではなく持ち運びがしやすかったり、収納にも使うことができたりと、一味違った特徴をもったスツールを4種ご紹介。インテリアのみならず、アウトドアシーンにも活躍するものもありますよ。
予想外の形でコンパクトになる「ih paper スツール」
蛇腹状の形が珍しいスツールは、紙製家具ブランド「ih paper(アイエイチペーパー)」のアイテムです。角には丸みがあって身体が触れても痛みはなく、付属のレザークッションで座面は柔らか。本体はダンボール紙とクラフト紙でできていて、軽やかだけれどとても丈夫。耐荷重は300kgもあります。
そして、こちらにも持ち運びやすいという特徴が。
実は蛇腹をアコーディオンのように開閉でき、円柱状から板状に変えられるのです。そのときの厚みはたったの3cm。使っていないときは家具の隙間や収納に入れておけるので、1人暮らしで来客時にだけ椅子を増やしたいという方にもおすすめ。キャンプなどにも軽々持ち出せ、シートの上で広げれば楽に座れる場所をすぐに確保できます。
ih paper スツール
28cm 10,450円(税込)
35cm 10,780円(税込)
42cm 12,100円(税込)
50cm 13,200円(税込)
ものを入れたりスツールにしたり。多用途の「omnioutil」
ダンボールをモチーフにしたという凹凸と美しい色のが特徴の「omnioutil(オムニウッティ)」。「上質で洗練されたデザインを人々の生活に」をコンセプトにしたプラスチックの生活雑貨ブランド「sceltevie(セルテヴィエ)」の収納バケツです。
バケツと呼んでいいの?と思うような洗練されたデザインで、1994年にグッドデザイン賞受賞を、2010年にグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しているロングセラーアイテム。蓋付きで耐荷重は150㎏あるので、簡易スツールとして使えます。
スツール以外に、写真のようにテーブルの代わりにしたり、スタッキングして部屋を整理することも可能です。水や湿気も問題ないものなので、キッチンで食品のストックに、洗面所や洗濯機周りでランドリーグッズに、庭でガーデンニンググッズ入れにと活用法はさまざま。
本来のバケツとして水を入れるときは、ハンドルに開いた穴にホースを差し込んで固定できるのもポイントです。これから機会が増えるアウトドアにでも活躍しそう。
防災用にも。保冷機能で食品保存にも適した「SONAIR」
同じく、中にものを収納できるようになっていて、スツールやミニテーブルとしても使えるのが「SONAIR(ソナエア)」。発泡スチロール製品のメーカー・石山が開発した、発泡ポリプロピレン(プラスチック)でできています。
実は、防災グッズを入れて部屋に置いておき、すぐに持ち出せるようにと想定されたもの。落ち着いたカラーと主張しすぎないデザインでインテリアに馴染みます。
発泡ポリプロピレンは断熱性に優れ、保温機能もあるため、とくに食品の保存で力を発揮。こちらは蓋に取り付けられたトレイを外して内側の仕切りにすることも可能で、本体の内側の段に縦に差し込めば左右に(写真右)、横にしてのせれば上下に分けられます(写真中央)。上下に分けた場合、保冷剤を置くとトレイの穴から冷気が下に下りていくので、上を冷蔵、下を冷凍のスペースにできます。
また、軽くて水に浮く性質があり、水害のときには浮き具にもなるので、川や湖で遊ぶアウトドアに持って行くと安心です。
当初、応援購入サイト「Makuake(マクアケ)」で販売をスタートしたこのSONAIR。多くの支援を集めて商品化に至り、継続してMakuakeストアで購入できるようになっています。
SONAIR
5,980円(税込)
持ち運びが楽だったり、収納としても使えたりと、機能的なスツールは家の中やアウトドアでも活躍します。ぜひ、ご自身に合った目的で使えるアイテムを取り入れてみませんか?
ih paper(アイエイチペーパー)
八幡化成
石山