みなさんはトイレに対してどのようなイメージを持っていますか? トイレは風水的に悪い気が溜まっている場所と言われることもありますが、逆にトイレの運気を良くすることで財運を呼び込むことができる可能性も…! そこで今回は、金運などの視点から見たときの”NGトイレの特徴”を占い師の五十六謀星もっちぃさんに教えてもらいました。ぜひあなたの家に金運を呼び込むための参考にしてみてください。
NGポイント1:水系のインテリアを置く
風水の視点では、トイレは“陰”の気を蓄えた場所とされています。ですので、ことさらに陰を強化するインテリアを設置することは運気の視点から見て望ましいこととは言えません。
具体的にはアクアリウムや水景を描いた絵画など、トイレに「水」に関連するものを設置するのはよくないこととされています。
そのため、どうしても水に関連するアートを飾りたい場合には、木製のフレームに入れて飾るとよいでしょう。
NGポイント2:フタを開けっぱなしにする
便器のフタを開けっぱなしにするのも、風水的によくないこととされています。
水洗式のトイレであれば、水が栓になっているため、下水道のある外の世界とは切り離されているでしょう。しかしそれでも、運気の流れという視点では、完全に悪い気をブロックしているとは言えません。
特に、水を流すときには注意が必要です。なぜならフタを開けたまま水を流してしまうと、あなたが持っている運気も一緒に吸い込まれてしまう恐れがあるからです。そのため、用がすんだら、しっかりとフタを閉めてから水を流すようにしましょう。
NGポイント3:四隅のホコリをそのままにする
これは言うまでもないことかもしれませんが、風水的にトイレは清潔にしておくべき場所です。なかでも、ホコリが四隅に残っているようなトイレは要注意。
というのも、風水的にトイレに積もったホコリは、一般住宅で発生するホコリの中で最も運気の悪いホコリとして考えられています。そんなホコリを吸い込んでしまうと、金運だけでなく総合的な運気が低下してしまう可能性も。
そのため、トイレを掃除する際には便器の汚れだけでなく、床に積もったホコリにも注目するといいでしょう。
NGポイント4:トイレ内でメイクをする
自宅のトイレでメイクをする人は少ないかもしれませんが、実はトイレでメイクをすることも風水的には避けたいところ。
というのも、風水的にトイレや洗面所のような水の多い場所でメイクをすることは、たとえ便利であっても美容運を大きく落とし、ひいては余計な出費につながり金運を低下させる恐れがあるからです。また、パックをしたままトイレに入るのもあまりおすすめできません。
そのため、できるだけお化粧は日当たり良好なリビング等、乾いた環境で行いましょう。また、外出時にメイクをする際は、トイレの個室ではなく、パウダールームのあるところでメイクをすることをおすすめします。
NGポイント5:本を置く
トイレにたくさんの本を置いておくことも、風水的に良くないこととして考えられています。
古来トイレは、馬上・枕上と並んで、文章を考えるのに適した3つの場所である「三上」の1つに数えられてきました。ただ、現代人は滅多に馬には乗りませんし、枕の上ではすぐ寝てしまう人も多いと思うので、「厠上(しじょう)」、すなわちトイレの中は考え事をするのに最も適した場所と言えるかもしれません。
また、狭い空間なので勉強や読書がはかどるという人もいるかもしれませんが、本来トイレは何かを読むことよりも、頭で考えることを優先すべき場所です。余計な文字情報は、あなたの生み出しうる最高の思考を止めてしまう恐れもあります。
そのためトイレでは、情報収集ではなく物思いにふける時間を大切にするといいでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。全部を気にするのは難しいかもしれませんが、何かしら当てはまることがあったのなら、少し気にしてみるだけでも運気は良い方向に変わるかもしれません。金運をパワーアップさせたいときは、ぜひ今回のNGトイレの特徴を参考にしてみてくださいね。
五十六謀星もっちぃ
10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。
著書『1日2時間で月10万円 はじめよう 電話占い師』(同文舘出版)
公式HP:https://motty56.com/、占い師のサロン:https://salon.motty56.com/
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