積み重なった「ストレス」、ちゃんと自覚してますか? 自分の疲れに気づくためのサインをご紹介します。
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自覚がなくても、日常生活の中で意外と積み重なっている「ストレス」。ストレスの有無に気づかないままだと、自分へのケアを忘れて無理を続けてしまうかもしれません。
見逃したくないお疲れサインを、fumumu取材班が聞いてきました。
①寝ても寝てもだるい
「睡眠時間が足りているのにスッキリしないなら、睡眠環境に問題があるか、心身に疲れがたまっているサインだと思います。枕や布団を自分用に整えても改善しないなら、生活の中で困っていることがないか探してみるのもいいですよね。
私は会社勤めなんですが、部署異動で特定の上司から離れた瞬間に、朝の目覚めが驚くほどよくなりましたよ。そこまで苦手意識があるとは自覚していなかったけど、自分が思っている以上に上司との関わりで疲れていたみたい。
自分では気づいていない悩みが睡眠に影響するのは、そう珍しいことではないんじゃないでしょうか」(30代・女性)
②普段は許せることが…
「ストレスがたまると気持ちに余裕がなくなるので、普段は許せることにイラッとするようになったら危険信号だと思います。自分の理想通りにならないことを受け止めるキャパシティは、心のゆとりがあってこそ生まれるものだから。
いつもは気にならない他人の発言に腹が立つとか、スケジュールが多少崩れても平気だったのに我慢できなくなった…などの自分の変化は、なるべく見逃さないほうがいいですよ。
ストレスを感じていることを自覚しないと、リフレッシュの時間を作ることすらできないですからね」(20代・女性)
③リミッターが外れる
「ストレスがピークになると、私はいろいろなことのリミッターが外れます。食欲が爆発して暴飲暴食をしたり、物欲が抑えられなくなって散財してしまったり。
疲れてくると、冷静な判断をするのも難しくなるし…勢いで買い物をしすぎて後悔したら、またそれがストレスの原因になってしまうんですよね。
食べすぎ・飲みすぎ・買いすぎ・寝すぎなど、普段の自分の行動を大きく上回るようになったら、息抜きをする日をどこかに作ったほうがいいんじゃないでしょうか」(20代・女性)
疲れを自覚することは、自分自身のケアをするきっかけになります。
「まだ大丈夫」と自分の疲れを軽んじずに、休息の時間も適度に確保してくださいね。