何度でも見たい、極上の癒しドラマ
「僕の姉ちゃん」地上波ではじまります!
1日の終わりに、疲れた心をそっと解きほぐしてくれるドラマがスタートします。
漫画家・益田ミリさん原作の「僕の姉ちゃん」は、2021年9月からAmazon Prime Videoにて独占配信中の話題作。満を持して、2022年7月27日(水)深夜1時よりテレビ東京ほかにて放送されることになりました。
ユーモラスでときに辛辣なツッコミを入れる主人公の姉・白井ちはると、素朴で初々しい社会人 1 年目の弟・白井順平の会話に、はっとさせられたり共感したり…。飾らないきょうだいの距離感に癒されるという声が高く、イッキ見してリピートする人が続出しています。
ちはる役(姉ちゃん)の黒木華さん、順平役(弟)の杉野遥亮さんに撮影現場やドラマの魅力を伺いました♡
※インタビューの内容は、ネタバレを含みます。
ーーAmazon Prime Videoで先行配信されてから、まわりの反響はいかがでしたか?
杉野:僕は他現場でスタッフさんが「見たよ」と声をかけてくれることが多かったです。とくに女性のスタッフさん(からの反応)が多かったです。姉ちゃんの言っていることに共感して楽しんでいただけているみたいで。そこが魅力的だったのかなって思います。
黒木:見てくださっている方が本当に多いですね。「何回も見ました!」とリピートして見てくださっているみたいで。それだけ愛されている作品になっているんだなとすごく嬉しいですね。
ーーお二人にとって印象的なシーンを教えてください。
黒木:(第7話で)順平が疲れて帰ってきた日に、シュークリームをいっしょに食べるシーンがあるのですが、きょうだいの距離感があらわれていて好きです。
杉野:僕はそれでいうと、(第10話で)手巻き寿司を作りながら「そんとき姉ちゃんプロポーズされてたのに気付いてなかったりして(順平の台詞)」って言ったときの、姉ちゃんの動きが好きですね。
黒木:(ちはるが)固まっちゃうやつね(笑)。
ーーお二人が会話しているシーンが面白かったのですが、声のトーンや喋り方など意識していたことはありますか?
黒木:吉田監督に初めてお会いした時に、読み合わせみたいなことをさせていただいて。会話が心地いいので、油断するとついテンポの良い会話になってしまうんです。そのときに、「もっとゆっくり喋ってください」ということは言われました。
杉野:セットとか衣装とかすごくこだわっているドラマだったので、たぶんそこに合う会話のテンポを監督がディレクションされていたんだなって思います。
ーーとくに印象に残っている台詞はありますか?
黒木:全部好きですが、順平を励ます言葉が特に好きです。「あんたのいいところはタケシ(順平の友人)が知ってるし、他の友達も知ってるだろうし。別にあんた自身が知らなくてもいいんじゃん。ついでに私も知ってるし、あんたのいいとこ(第3話より)」という台詞が印象に残っています。
杉野:僕は、順平の「あした世界が滅びるとしたら最後に何食べたい?」の質問に、「生クリーム」って答える姉ちゃんの絶妙なラインの切り返し?いいなぁこのユーモアって。
黒木:わかる(笑)。
ーー第6話の中で、落ち込んだ順平がチャーシューを作ります。気持ちの落とし所が見つからない日に、お二人がやることってありますか?
黒木:私は、手のかかる料理をつくります。
ーーたとえば煮込み料理ですか?
黒木:煮込み料理や、ハンバーガーならバンズから、肉まんなら生地から作ったり。料理をしている間は他のことを考えなくていいので、時間と手間がかかる料理を作ったりします(笑)。
杉野:僕はいろいろ書き出します。感情っていうか、たまっているものをわーって書き出してビリーって破いて捨てます。
ーー書き出すのはノートですか?
杉野:ルーズリーフですね。ルーズリーフにばーって書いてビリーって(笑)。スッキリします。
ーーお二人が思う、ちはると順平の魅力について教えてください。
黒木:ちはるの魅力は、やっぱりユーモアがあって、生活をする上で自分の中に核となるものがきちんとあるところだと思います。話す内容も押し付けがましくなくて、ちゃんと芯をもっているので、読んでいる方や見ている方は、(ちはるの発する言葉に)すくわれたりはっとしたりするのかなと思います。
人間味のあるところと、ちょっと毒があるところ、ユーモアのバランスっていうのがすごくいい人だなと。私はすごく好きですね。
杉野:順平のいいところは優しさなのか…。う〜ん、でもとても等身大な人なんじゃないかなとは思っています。すごい共感してくれる男の人とか結構いるんじゃないかな。その素直さだったりとか。いっぱい吸収できるし、人としてどんどんこれから成長していったり厚みがでてくるために必要な要素っていうのをもっているような人だと思います。
水曜深夜は、白井きょうだいに癒されて♡
自分に自信がなくなっているとき、人と自分の境界線を失っているとき。ちょっと疲れているなっていうときは、ちはると順平のきょうだいの暮らしや会話から、気持ちがふっと軽くなるようなヒントがもらえるかもしれません。
ストーリーや台詞だけでなく、衣装やインテリア、音楽など、すみずみまで愛おしいと感じる要素が詰まっているので、視点を変えながら繰り返し見るのもおすすめです。
そうそう、お酒を飲んだり、まったり食事をするシーンも素敵なので、そちらも注目してみてください。
水曜深夜はまったりと、姉ちゃんと弟ならではの微笑ましいやりとりをのぞいてみませんか♡