玄米、身体にいいことはわかっていてもなかなか始められない方も多いのでは…。今回はお鍋で美味しく炊くコツ、教えますね。
玄米の炊き方
玄米は白米がほぼ糖質なのに比べてビタミン・ミネラルが豊富です。これは精米していない玄米はぬか層と胚芽が残っているために栄養が豊富なのです。
また食物繊維も多く含まれていて便秘解消にはとっても効果があります。これはうちの小4娘で実証済みです。
でも玄米ってお水に浸水する時間が長くないといけないんじゃないの?とかぱさぱさとして食べにくそうっていうイメージが。私はもともと固めに炊いたご飯が好きで水を少なくして白米でも炊いていたので、玄米ごはんは身体にいいから食べるのではなく、美味しいから食べたいんです。
玄米の炊き方も最初はいろんな本やネットで検索して浸水時間、炊き時間、水加減を試してやっと自分好みの玄米ご飯が炊けるようになりました。
お好みもあると思いますが…お鍋で炊く玄米ご飯、とっても美味しいですよ。
材料
玄米…2合
水(冷水)…500cc
塩…ひとつまみ
作り方
① 玄米は洗ってたっぷりのお水に30分から1時間、浸水させておきます。
② ざるにあげて15分水をきります。
③ 水と塩を加えてひと混ぜして中火弱にかけます(蓋はしません)。夏の暑い時は冷水を加えてください。沸騰するまでに時間をかけた方が美味しく炊きあがります。
④ 沸騰したら木べらで全体を混ぜて蓋をして弱火で30分炊きます。
⑤ 炊きあがったら大きく下から上へと混ぜて再度蓋をして10分蒸らします。
炊きあがりにカニ穴があいていたら美味しく炊きあがった証拠です(上の写真の参照)。
玄米はおにぎりにすると美味しいのです
蒸らし終わったらおにぎりにして食べるのがおすすめです。
我が家の定番は塩昆布とごまのおにぎりです。ほどよい塩気とごまの香ばしさがとっても美味しいですよ。
他にはじゃこと大根の葉を炒めた物や明太子もおいしいですね。食べきれなかった分は小分けにして冷凍保存がオススメです。
お野菜たっぷりのワンプレート
玄米おにぎりはヘルシーなので合わせるおかずも旬のお野菜を中心にワンプレートにして。
プレートはお気に入りの花びらをかたどった花ひらウツワです。お豆腐の豆皿もお花。菜の花もあしらって一足先に春のワンプレートごはんに仕立てました。
メニュー
・塩昆布とごまのおにぎり
・だし巻き玉子
・むらさきキャベツの肉巻き
・カリフラワーとブロッコリーの蒸したもの
・人参と長芋のグリル
・焼き鮭
・ラディッシュ
・豆腐(ねぎのっけ)
少しずついろんなお野菜を目でみて、シンプルな味付けでお野菜本来の甘みも感じられるようにしています。これから春に向けてお野菜も出てきます。彩り豊かなワンプレートで身体の中から綺麗を目指して。
玄米にはガン・循環器疾患の予防や腹持ちがいいことから食欲の抑制、ビタミンEが豊富でアンチエイジング効果につながるメリットもたくさんありますが、よく噛まないと消化に悪いこともあるのでゆっくりと食事を味わっていただきたいものです。玄米生活はじめてみませんか?