「大人にされて嫌なことは何ですか?」との質問に、10歳の少女が答えたのは…。マツコ・デラックスさんも深く共感。
25日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に、タレントのマツコ・デラックスさんが出演。
街頭インタビューに応じた10歳の少女が訴えた「大人にされて嫌なこと」に、マツコさんも深く共感する一幕がありました。
■「最近どう?」って聞かないでほしい
同日の放送では、「こんな大人は嫌だ」というテーマで子供たちを対象に行なった街頭インタビューの模様を紹介。
「大人にされて嫌なことは何ですか?」との質問に、子供たちからは「絵文字を使わないでほしい」「『はい、チーズ』が恥ずかしい」「人前で褒められると恥ずかしい」など様々なことが挙げられました。
そのなかで、取材に応じた10歳の少女は「『最近どう?』って聞かないでほしいです」「楽しんでほしいなっていう気持ちは分かるけど、何でそんなことを聞いてくるんだろう? って思っちゃう」と話します。
■学校に電話…大人たちの対応が面倒
「聞かないで、『学校頑張ってね』ぐらいがいいかなって思います」と言う少女に、番組スタッフが「いつもはどう返しているの?」と尋ねると、「『楽しいよ』って言う。お母さんを心配させないように」とのこと。
なぜ母にそこまで気をつかうのか聞いてみると、「お母さんたちが心配したら、学校に電話がかかってくるっていう…。その後が、ちょっと面倒くさいなって思って」と明かしました。
■マツコ「本当に的を射ている」
子供たちが訴えたことの数々に、マツコさんは「私はもうびっくりするぐらい、子供たちとおんなじです」と深く共感。
「最近どう? って聞かないでほしい」という問題については、共演者たちから「一生懸命声がけをしていたけど、嫌なんだ…」「もっと良い聞き方だったら良いんですかね?」と驚く声が上がるなか、マツコさんは「親から何か話しかけられるのがうざいのよ、もう」と指摘します。
「さっきの彼女が言ってたことは、本当に的を射ていると思うけど。要は、それで言ったことでまた勝手にババアが行動したときに、フォローするのこっちなんですけど! っていうさ。余計なこと言わないでくれます? っていう話じゃん」と、子供側の心情を推察。
■子供たちの聡明さに「日本の未来は明るい」
子供たちの訴えを聞いて、マツコさんは「私、なんかすごい日本の未来は明るいなって思って観てた。すごい。ああいう子たちが早く実権を握ってくれたら良い国になるのにって思った」とも話します。
しかし、「あの子たちが実権を握るのは何年後? 灰になってるわね、アタシたちはもうね」ともコメントし、スタジオの笑いを誘いました。
大人たちが思っているよりずっと聡明でしっかりしている子供たちの声に、視聴者からも「最近どう? は大人でも嫌」「ちょっと分かる」という声が。
なかには「私、コレ全部中学生の子供にやってる」「いつも『どうだった?』って聞いてインタビュー通りの返信が返ってきてる。心配させないためにそう言ってるのか…」とつぶやくユーザーも見受けられ、深く考えさせられたという視聴者も少なくなかったようです。