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冷えを改善してポカポカに…簡単温活エクササイズとストレッチ

ライフスタイル

冷え性対策をしているけど、イマイチ効果を実感していないなんてことありませんか? もしかしたらそれって筋肉が足りないのが原因かも…。冷えの仕組みを理解して、改善しませんか? ananwebの記事を「冷え性対策」でまとめてみました。

まとめ構成・小田原みどり

冷えについてのエトセトラ

冷え予防のために、盲点となるパーツは?

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冷え対策には、首元や足首など、“首”のつくポイントを温めるとよい、というのはよく知られた話。でも、意外な盲点になりやすいのが“二の腕”と“膝の裏”。

「寒い時に二の腕をさすったり、膝を曲げる仕草を自然としてしまうのは、ここから熱が逃げやすいため。どちらにも太い動脈が通っているので、しっかりガードしてあげる必要があります。インナーを袖付きのものにしたり、コートやスカートの裾を10cm長くするだけでも、体感は変わってくるはずです」(福田先生)

食べるだけで冷えを解消する食材を教えて!

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「東洋医学では、食べ物にはカラダを冷やす“陰の食材”とカラダを温めてくれる“陽の食材”があります。陽の食材の特徴といえば、濃い色の食品や、寒い時期が旬の食材などが挙げられます。具体的にはかぼちゃやたまねぎ、イモ類、牛や羊などの赤身肉、マグロなど赤身の魚、色の濃い豆類や発酵食品の納豆など。反対に、陰の食材は暑い時期が旬のものや、水気の多い食べ物、色の白い食材などです」(松村先生)

陰陽の効果は料理法によっても変わるけれど、基本的な食材のグループ分けを覚えれば、積極的に摂りたい食材と、食べすぎに注意したい食材が自然とわかるはず。この冬のレシピにぜひ取り入れてみては。

松村圭子先生 「成城松村クリニック」院長。専門は婦人科。著書に『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)など。

福田千晶先生 医学博士、健康科学アドバイザー。『病気にならない 体を温める習慣』(中経の文庫)など著書多数。講演活動なども行う。

※2017年12月18日作成。『anan』2017年12月20日号より。イラスト・Maori Sakai 取材、文・瀬尾麻美

まだある冷えについてのエトセトラ

冷えについてより一層の理解が深まったところで、今度は冷えを改善する簡単温活をご紹介!

こんなに簡単でいいの? 腸温活

鍼灸師の藤原愛加さんに、腸温活のために行いたい筋肉や腸をほぐすエクササイズを教えてもらいました。腸と腸まわりの筋肉を簡単にほぐせる方法。日中、気づいた時に実践してコワばりをほぐせば、冷えの原因が解消され、全身もポカポカに。

全身を上に上に引き伸ばし、腸が寛げるスペースを空ける。

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日中縮こまった姿勢が多い人は、腸のスペースを圧迫しているもの。

両足を肩幅に広げて立ち、両手を少し広げて上げ、できるだけ高く高く全身を引き伸ばす。背骨を反らさないこと。

横隔膜を大きく広げ、腸をたくさん刺激する。

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横隔膜を大きく広げる呼吸で、腸のスペースを確保。

両手を組み頭の後ろに置き、たっぷり息を吸う。吐きながら力を抜き前傾姿勢に。横隔膜が膨らむことで、腸のマッサージにもなる。

藤原愛加さん 鍼灸師。アスリートたちからの支持を集める、総合治療院『テコセンター』に勤務。治療と同時に、カラダ作りに必須なトレーニング法も提案している。

※2017年1月10日作成。『anan』2017年1月11日号より。写真・土佐麻理子 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・メイ・パクディ 取材、文・板倉ミキコ

まだある簡単な腸温活
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