どのクズ男に沼る？前田敦子主演×菊池風磨共演『もっと超越した所へ。』10月14日公開

10月14日（金）より全国公開となる、稀代の劇作家・根本宗子の初映画化、前田敦子主演×菊池風磨共演、山岸聖太監督の最新作、映画『もっと超越した所へ。』。

根本宗子さんの“映像化不可能”と言われた伝説の舞台を自ら大胆なアレンジで表現し、クズ男を引き寄せてしまう4人の女性の恋愛模様と、彼女たちの意地とパワーが引き起こすミラクルを痛快に描き切った作品となっています。

原作・脚本のおもしろさもさることながら、集結した豪華キャストに注目の本作。恋愛間違えがちなデザイナー・真知子を演じる主演の前田敦子さん、その彼氏でやっかい系のヒモ彼氏をSexy Zoneの菊池風磨さん。

子役上がりタレント役に趣里さん、あざと可愛いボンボン役に千葉雄大さん。

さらに、金髪で内面も彼氏に染まるギャル役を伊藤万理華さん、ノリだけで生きているフリーター役にロックバンド「OKAMOTO‘S」のドラマー・オカモトレイジさん。

シングルマザーの風俗嬢役に黒川芽以さん、落ちぶれた元子役俳優役に三浦貴大さん、と比類なき個性を発揮する実力派キャストたちが顔を揃えています。

映画公開に先駆けて実施された舞台挨拶では、主演の前田敦子さんをはじめ、菊池風磨さん、伊藤万理華さん、オカモトレイジさん、三浦貴大さん、趣里さん、千葉雄大さんといった主要キャスト、そして根本宗子さん、山岸聖太監督が登壇しました。

「愛すべき“4者4様”のクズ男が出てきますが、一番のクズ男は？」というトークテーマで話は展開。

「誰だろう〜、難しいな」と悩む趣里さんに対し、前田敦子さんは「私は明確にあって、（オカモト）レイジくんの役。なんで逃げんの！？って。許せないですよね〜」とバッサリ。原作者の根本宗子さんも「器が一番小さい役ですよね」と同意します。自身が思うクズ男を尋ねられた根本さんは、「そうですね、怜人くんかな」と話しました。

先日行われた試写会での観客満足度99%となった本作。試写会を見たお客さんに実施した「クズ男NO.1」のアンケート結果が発表され...。見事（？）クズ男NO.1に選ばれたのは、菊池風磨さん演じる朝井怜人という結果になりました。

その結果を受けた菊池風磨さんは、「なんにせよ一番は嬉しいですね。（クズ男役を）やりきれたということかなと思うので良かったです。怜人は顔がいいだけ、という意見があったのが嬉しいです」と話し、会場の笑いを誘う場面もありました。

クズ男に沼る4人の女性ーー。家に転がり込んできたストリーマーの怜人（菊池風磨）をつい養ってしまう衣装デザイナー・真知子（前田敦子）。意味不明なノリで生きるフリーター・泰造（オカモトレイジ）と暮らすショップ店員・美和（伊藤万理華）は泰造に絶大な信頼を置いている。プライドばかりが高く、承認欲求の塊である俳優の慎太郎（三浦貴大）のお気に入りである風俗嬢の七瀬（黒川芽以）は今日も淡々と仕事をこなす。父親の会社で働くボンボンで自己中心的な富（千葉雄大）と共同生活を送る元子役のタレント・鈴（趣里）は世話をするのも楽しそう。

それなりに幸せな日々を送っていた4組のカップルに訪れた、別れの危機……。ただ幸せになりたいだけなのに、今度の恋愛も失敗なのか？それぞれの”本音”と“過去の秘密”が明らかになる時、物語は予想外の方向へと疾走していく！

前田敦子　菊池風磨　伊藤万理華　オカモトレイジ　黒川芽以　三浦貴大　趣里　千葉雄大　ほか

公開日：2022年10月14日（金）よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督：山岸聖太
原作：月刊「根本宗子」第10号『もっと超越した所へ。』
脚本：根本宗子
音楽：王舟
主題歌：aiko「果てしない二人」（ポニーキャニオン）
配給：ハピネットファントム・スタジオ