花粉症時の睡眠不足対策
1. 予防と環境整備
当然ですが、予防と環境整備をまずは整えましょう。花粉飛散量が少ない時期から、マスクや眼鏡、自宅に入る時は服に付いた花粉を振り払ったり、外出時はまとめ髪にするなど工夫しましょう。また、鼻が詰まり始めると自然と口呼吸になる場合あるため、風邪予防にも部屋の湿度は最低50%を確保し、暖房器具を適宜使い、室内が適温になるようキープしましょう。
2. 症状が出る前から、6時間半以上の睡眠を心がける
花粉症の症状がひどい方を見ていると、普段から睡眠の長さや質に課題があることが多いです。症状が出る前から、同じ時刻に就寝し、十分な睡眠時間をとりましょう。
3. 湯舟に毎日浸かり、就寝60分以内にお風呂からあがる
体を温めたり、自律神経の乱れを整えることは大切なので、湯舟に浸かることは必須。40度のお風呂にじっくり浸かり、副交感神経を優位にさせ、体の末端の血行が良くなれば、鼻の通りも幾分かよくなります。お風呂と就寝の時間が空きすぎると、今の時期は寒さから末端の血管が収縮して、寝つきを悪くしてしまうので、冬の間は就寝30分前、遅くとも60分前にはお風呂から上がるようにしましょう。体温低下と共に、自然に眠気が増します。
眠りとお風呂の専門家・小林麻利子
生活習慣改善サロンFlura主催。ナイトケアアドバイザー。睡眠改善インストラクター。最新研究を元に睡眠や入浴等の生活習慣指導を行う。予約1年待ちの人気。
※2018年2月20日作成
最後は花粉症時期のメイクテク。マスクを外すとファンデーションがベットリなんて経験はありませんか? つい目をこすってしまっていつの間にかパンダ目になっていたことはありませんか? そんなあなたにぜひ読んでもらいたいメイクテクです!
花粉症対応モテメイクテクニック
ベースメイク
鼻をかんだり、常時マスクをすることからファンデーションが落ちやすいこの時期。ベースメイクはしっかりと行いつつも、厚塗り感のないキレイなスキンメイクを目指したいですよね。ポイントは下地とコントロールカラー。下地は、美容成分配合タイプでしっかりと肌を守りましょう。また赤くなりやすい小鼻には補色配色であるグリーンのコントロールカラーで赤みをカバーしましょう。
ベースはできれば、肌の密着度が高いリキッドかクッションファンデでツヤ感と瑞々しさを演出して。最後に、ルースパウダーもしくは肌の保護機能が高いベビーパウダーで仕上げると、薄づきながらも花粉から肌をしっかり守ってくれます。
アイメイク
目が痒いと、無意識に目をこすってしまいますよね。角膜が傷つくから、目をこすっちゃダメ!とわかっていても、ついやってしまうのが人間なんです……。そのうえ、アイメイクをバッチリしていたら、アイラインも滲んで、すぐさまパンダ目になってしまって悲惨な状態に!
なので花粉が特に辛いという日は、アイメイクはできるだけ控えめに。アイライナーはウォータープルーフかフィルムタイプにしておくと万が一のときでも安心です。アイシャドウは、ベースメイクと同じく、ベースとなる色は密着度の高いクリームシャドウでツヤ感をプラス。その上からパウダータイプのシャドウを重ね付けしてグラデをつくると、崩れにくくなります。
※2018年3月15日作成 文・角侑子
いかがでしたか? 今からしっかりと対策して辛い花粉症を一緒に乗り越えていきましょう!