人に合わせてばかりで疲れたら…たまには自分の気持ちに正直になってみませんか?
周りに気を使ってばかりで、いつも自分を後回しにしていませんか? たまには本心と向き合って、自分を優先させてみませんか。
周囲に気を配るやさしい人に贈りたい「3つの言葉」を、fumumu取材班がご紹介します。
①「それは誰のため?」
「日常生活の中で疲れてしまったときは、自分の行動が誰のためになっているのか、一度立ち止まって考えるようにしています。
私は周りに気を使って、自分の意思がなくなってしまうことが多くて。最初は善意で始めたことでも、いつの間にか義務に感じてストレスをためてしまう…なんてこともあったんですよね。
やることがありすぎて終わらなかったり、気を回して疲れたときに『誰のためにやってるんだっけ?』と考えると、周りに振り回されていることに気づけるんです。
『誰かに頼まれているわけじゃなかった!』と、別に無理してやらなくていいことを見つけられるときもありますよ」(20代・女性)
②「自分はなにが好き?」
「周りに合わせることが当たり前になると、自分の好きなことがわからなくなってしまうんじゃないでしょうか。協調性があるのは長所だけど、たまには自分の好き嫌いを優先させることも大切だと思います。
意思を貫き通す! と意気込まなくても、自分にとって簡単なことでいいんじゃないでしょうか。誰かと食事をするときに『今日は◯◯の気分かも』と伝えてみたり、人から連絡がきたときに『疲れているから後で返そう』と後回しにしてみたり。
自分の好き嫌いがわかっているほうが、ひとりになったときも楽しめると思います」(30代・女性)
③「評価されたい相手?」
「私の場合は、人にやさしいというより、人からの評価を必要以上に求めてしまうことがあって。幻滅されたくない気持ちが強いので、相手の求めていることを察知するために必死になってしまうんですよね。
その結果、気力がすり減って疲れてしまうので…。周りに合わせすぎていると感じたときは、『そもそも評価されたい相手なの?』と冷静になるようにしています。関わるすべての人に認めてもらうのは不可能だし、自分がそれを望んでいるとも思えなくて。
ただ反射的に、相手に同調しているだけなんですよね。『評価されなくても、別に私は困らないかも』と思えると、無理に相手に合わせてグッタリしてしまうのを防げるんです」(20代・女性)
周囲の感情の変化に敏感な人ほど、周りを気遣いすぎて疲れてしまうのかもしれません。
些細なことに気づいても、たまには気づかないフリをしてみるのも、選択肢として検討してくださいね。