マンガの秋を満喫中♡
今週も一週間お疲れさまでした!今週の『ロカリ編集部のひとりごと』は、kaochanが担当します。皆さんはどんな秋を満喫していますか?
私は読書...いや、マンガの秋を楽しんでいます。最近はきゅん系ラブストーリーではなく、エモい作品にハマり中!そんな私おすすめの秋の夜長に読みたいマンガをご紹介します。
『ブルーピリオド』山口つばさ
東京藝術大学を目指す男子高校生の熱き青春ストーリー
『月間アフタヌーン』にて連載中の、男子高校生が美大を目指して青春を燃やすスポコン受験物語。目指すは日本で唯一の国立芸術大学、名門・東京芸術大学!受験までの苦悩や成長がみずみずしく描かれています。
2020年のマンガ大賞をはじめ数々の漫画賞を受賞したブルーピリオド。人気マンガなので既にご存知の方も多いかもしれませんが、私はこの夏にブルーピリオドの展覧会を知ったことが出会いでした。そこからNetflixでアニメを見て、おもしろい!となってマンガも全巻購入。
「美術のことよくわからないし〜」と思う方にこそ読んでほしい!著者の山口つばさ先生ご自身が藝大の絵画科油画専攻出身で、物語の中には初心者にもわかるように美術の知識やウンチクが満載。今まで知らなかった新しい美術の世界に触れられるのもブルーピリオド魅力の一つです。
単行本は12巻まで発売中、アニメはNetflixにて配信されています。
『九龍(クーロン)ジェネリックロマンス』眉月じゅん
東洋の魔窟「九龍城砦」が舞台のノスタルジーSF
今はなき香港の無法地帯「九龍城砦」でのノスタルジー溢れる人々の暮らしと、SF要素が絡んだ新感覚の物語。一見ラブロマンスマンガに思えるのですが、読み進めていくにつれ、「...おや?なんだか様子がおかしいぞ?」と気づくはずです。
ネタバレをしないように説明するのがすごく難しいマンガなので、まず試し読みで読んでいただきたいくらい。サスペンス好きや考察好きの方は絶対に楽しめるマンガだと思います!
そして九龍ジェネリックロマンスは、何と言っても絵がエモすぎる♡著者は『恋は雨上がりのように』の眉月じゅん先生。九龍城砦の雑多な街並み、香港といえばの飲茶を頬張る描写...うっとりしながら読んでいます。
ヤングジャンプで連載中、単行本は現在7巻まで発売中です。
『山と食欲と私』信濃川日出雄
これぞ秋に読みたい!単独登山女子の山で食べる一人飯
27歳、会社員の主人公は、「山ガール」と呼ばれたくない自称「単独登山女子」。美味しい食材をリュックにつめて、今日も一人山を登り。“山で食べる”を疑似体験できるような至福のマンガです。
山登りのご飯っておにぎりとか簡単に食べられるものだと思っていたのですが、ガスバーナーを使って熱々のインスタントラーメンを食べたり、お米と具材を持って行ってその場で炊き込みご飯作ったりしてるんですよ。その食事の描写が素晴らしく美味しそうで...。
ゴロゴロしながらマンガを読んでいるだけなのに、山の風景に心が解放されて、美味しいご飯で満たされた気分になるんです。不思議。
WEBマンガサイト『くらげバンチ』で連載中、16巻が発売中です。